恋愛だけじゃダメかしら?のレビュー・感想・評価
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こんな映画じゃダメかしら?
妊娠した5人の女性の群像ラブコメディ。
全米大ベストセラーの妊娠ガイド本の映画化。
キャメロン・ディアス、ジェニファー・ロペス、エリザベス・バンクス、アナ・ケンドリック、デニス・クエイド、クリス・ロックら豪華キャスト共演。
なのに、この出来は…。
5人共、性格も職業も違うのに、どのエピソードも平凡というか淡白というか、ハッキリ言って退屈。
女性たちの本音や下品な面は、まんま妊娠版「セックス・アンド・ザ・シティ」。
豪華キャストの無駄遣い。
能天気なアメリカン・コメディの典型。
これなら、観月ありさ主演の和製妊娠コメディ「BABY! BABY! BABY!」の方が面白かったかも。
アナ・ケンドリックはキュートだった。
男もめんどくさいけど、女もそれ以上にめんどくさい。
キャメロンさん出演しているので見てみたけど、少ししか出ていなかった。
どちらかといえばお笑い担当のおもしろキャラ的な役でがっかりしたけど、全体的にはいい映画でした。
ラブコメというより妊娠コメディーです。
コメディータッチの群像劇で、妊娠にまつわるいろんなことを様々なカップルを使って表現した映画でした。
私は男性なのでよくわからないけど、妊娠に関するあるあるわかるわかる的なことがたくさん入っているような気がする。
若い女性がこれを見たら、すごく参考になると思う。
これを見て思ったのは、実際の妊娠、出産もたいへんだろうけど、そこに至るまでがさらにたいへんでめんどくさいこと。
恥ずかしながら、私は最近まで女性は何歳になってもすることをすれば妊娠するものと思っていました。
でも、実際は見た目がどんなに若くても、卵子はどんどん老化していって、妊娠しにくくなるらしく、35歳くらいがひとつの目安になるらしいです。
自分がもし女性だったら、死ぬまでにやりたいことのトップクラスに、子供を産むことが入ると思うけど、若い頃は産みたくないだろうし、かといっていつまでも産めるわけではない。
仕事もしなければならないし、他にやりたいこともあるだろうけど、早いうちになるべくいい相手をみつけて結婚しなければ、手遅れになるかもしれない。
男性は知識がなくても、本能的にそれを感じているから、なるべく若い人ということになるので、さらにたいへん。
それを考えたら、想像しただけで頭痛くなります。
よくわからないけど、男性もいろいろめんどくさいのだけれど、女性はそれ以上にめんどくさいのだろうと、この映画見て思いました。
がんばる女性たち
妊婦さんのバイブルと呼ばれるベストセラー、『What to Expect, When You're Expecting』を映画化したもの。 日本では『すべてがわかる妊娠と出産の本』という翻訳で 出版されているそうです。 コメディだけどあまり笑えないのは 脚本にも難があるのと、テーマが わりと重い感じがしました。
どうしても起用したかったニオイがする キャメロン・ディアスと ジェニファー・ロペス。 『チャーリーズ・エンジェル』から飛び出してきたような ハイテンションのキャメロン。 ボトックスも効いて?ツヤツヤのお顔。 でもお芝居は ボテボテ。。。何よりも 妊婦姿が似合わないし、浮いてます。。。 逆に 重要なポジションを任された ジェニファー。だけどねぇ、相手役に恵まれなかったのと お色気も出したかったし、コメディにも触れたかったしと 欲張り過ぎたようです。 でも やっぱり美しい☆
遅咲きだけど 今が満開、エリザベス・バンクス。 人気作品に引っ張りだこの彼女(『スリーデイズ(2010)』、『崖っぷちの男(2012)』、『ハンガー・ゲーム(2012)』など)、シリアスでもコメディでもこなす 彼女の表情やしぐさが 笑いを誘います。 でも あまり印象に残らなかったのは… 衣装のせい?一番 妊婦らしかったです。
一番若いけど 演技で魅せる アナ・ケンドリック。 この若さでアカデミー賞にノミネートされたのも納得、難しい演技は 彼女にお任せというわけで このポジション。 こちらも 相手役がちょっと足手まといな感じでしたが イケメン(チェイス・クロフォード)なのでこれ以上は 言いますまい。
おバカ役を好演、ブルックリン・デッカー。 今回も パーフェクト・ボディで採用された感じですが、意外と共感できる?演技でした。 相手役がオジサンで ちょっと可哀想だけど結果 引き立ててもらって良かったんじゃないかな。
男性陣は あか抜けないメンツ。 プレビューからロドリゴ・サントロ(ジェニファーの相手役)に期待したけれど、裏切られる演技。。。 熱演するシーンで 三枚目に降格の悲劇(苦笑)。
一人浮いていたのが クリス・ロック。 『ドグマ(2000)』の時みたいに マニアックな俳優陣に囲まれるとパワーを発揮するのに、中途半端なコメディでは 不発。。。
ここももう少し配役を考えてほしかった、ブルックリンの相手役にデニス・クエイト。似合わない、笑えない、ただのオジサン。『ソウル・サーファー(2011)』の演技が良かっただけに、これは消したい汚点かも。
オムニバス調でストーリーを追うところ、ちょっとずつ手繰り寄せるように 人と人をつないでいく最近 流行りのスタイルは余計だった気がします(原作もそうなんでしょうか?)
我が人生に子供を迎えるにあたって 夫婦それぞれの悩みや葛藤にふれ、そして 人生の喜びを見つける方法を教えてくれるような作品。 もっと強弱をつけて、男性俳優陣を格上げして、シリアスなシーンを丁寧に描いてくれたら もっと共感できたかなと思いました。 がんばる女性たちを題材にした内容は悪くなかったので 3.0評価。 内0.5は 豪華女優陣へ捧げます。
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