「メラニー・ロランの魅力」ラスト・アサシン kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
メラニー・ロランの魅力
プロの歌手でもあったリュクレス(ロラン)。ターゲットは資産をすべて蒸留所につぎこんだ歌手のアレクサンダー・チャイルドだ。抹殺の期限はスイス音楽祭の初日まで。そこにはギタリストの潜入捜査官リコ(コルニヤック)や、殺しの仲介人であるキュマント神父(ヨハン・レイセン)から頼まれた会場支配人の監視人も入り込んでいた。演奏曲目はヘンデルの「メサイア」だ。途中でハレルヤコーラスのあるやつ・・・
殺しの方法はキーボードに隠された毒物で。最初は寝室を襲い、軽く失敗。ワインに混入させ、それも失敗。次なるは芸者も使う(?)カンザシで耳から脳を貫くという方法。いきなりの寝技だ。リコは殺し屋がリュクレスであると気づき、直接殺しを諦めるようにと諭す。もっともリコ自身も捜査官を辞めたがっていたのだ。
業を煮やした依頼人は代わりの殺し屋を雇い、リュクレスも殺される危険が出てきた。上司もやってきて、リコは彼らの弱みを握り、新しい殺し屋を捕まえるよう協力を要請してきた。チャイルド氏は簡単に殺され、犯人は謎のまま。代役を頼み、初日コンサートが始まった・・・殺し屋の映画だったのが、殺し屋を守る映画へと変わってしまった(笑)。犯人は支配人だった。プロらしくなかったけど。上司は毒殺されたが、ギリギリのところでリュクレスは助かった。依頼主の男だけが大儲け?そんなのは許さない!と、彼女は車を爆破して依頼主を殺し、リコは神父を殺した・・・
ちょっと変わった殺し屋物語のプロット。コンサートの真っ最中にメールのやり取りするギタリストのリコ。まぁ、そのおかげでリュクレスは助かったんだが、変な話だ・・・。とにかく、美しすぎるメラニー・ロラン。力技の殺し屋じゃないところもいい。シャワーシーンではスロー再生でやっとわかるほどの乳首を披露だ!!