「どうしても思い出すのは「ダイハード」」ホワイトハウス・ダウン みっどないと・シネマさんの映画レビュー(感想・評価)
どうしても思い出すのは「ダイハード」
ツアーコンダクターが、「よしっ!ツアーはここで終わりだ」とマシンガンを持って立ち上がるシーン。ここは笑いどころなんだろうなと思いながら観ていた。きっと向こうでは口に入れたポップコーンを噴出しながらゲラゲラ笑うんだろうね。次々と展開が変わるストーリーの盛り上がり方は退屈しないで観ていられるが、やはり舞台がホワイトハウスに変わっただけのダイハードで、主人公にはお疲れってしか感じない。家庭でのダメ男が大活躍のうえ父親としての威厳を取り戻す構図もありきたりで、お約束どうりのエピソードを使ったマンネリズム溢れる内容だが、こういったストーリーのものには外せない設定で安定感は確かにある。まぁ最初から最後までポケッと観ていられる安心感はたいしたものであり、ラストがより好感度をあげている。
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