「【チャニング・テイタム主演、米国大統領をジェイミー・フォックスと万全な布陣で臨んだホワイト・ハウス陥落の様を”壊し屋”ローランド・エメリッヒ監督が描き出した作品。】」ホワイトハウス・ダウン NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【チャニング・テイタム主演、米国大統領をジェイミー・フォックスと万全な布陣で臨んだホワイト・ハウス陥落の様を”壊し屋”ローランド・エメリッヒ監督が描き出した作品。】
第46代大統領ジェームズ・ソイヤーをジェイミー・フォックスが演じ、議会警察官ジョン・ケイルをチャニング・テイタムが演じている時点で、当時のアメリカ大統領を誰もが想起する。
シークレット・サービス長官マーティン・ウォーカー(ジェームズ・ウッズ)のある哀しみによる行動により、ホワイト・ハウスがテロリスト達に乗っ取られていく様やテロリストのリーダー、エミル・ステンツを演じたジェイソン・クラークの凄みがこの作品にリアリティ感を齎している。
物語としてもジョン・ケイルが自らの娘を助けるために、ホワイト・ハウスを知り尽くした(それはそうだろう)テロリスト達と対峙する様は手に汗握るし、エンタメ作品としては一級品である。
只、今作の2カ月前に上映された作品とテーマが丸被りであった事と、その作品”エンド・オブ・ホワイト・ハウス”の出来栄えが凄すぎて、どうしても比較してしまった作品でもある。
<2013年8月18日 劇場にて鑑賞>
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