「マイルドテイスト」ロボコップ mg599さんの映画レビュー(感想・評価)
マイルドテイスト
何を撮ってもその刻印を刻んでいたポール・ヴァーホーベン監督の代表作の1本のリブートである。
ヴァーホーベン版がおもしろかったのは、メディアの描き方であった。デトロイトの街そのものをCMなどで象徴させて描く手法は新鮮であった。
さらにはどぎつい描写もあったりするのが魅力であった。
ジョゼ・パジーリャ版の本作は描写がマイルドになっていて、そこが物足りなくもある。
そもそも日本には石ノ森章太郎の「ロボット刑事」があり、ロボットが捜査活動をすることに驚きはそんなにない。
映画の中で、警察のデータをすべてインプットするだけで、犯人検挙が飛躍的に上がるなら、それは別にロボットでなくてもできるはず。
続編はあるかな?
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