「監督の力の差を感じた。微妙な作品。」ロボコップ フェニックス7さんの映画レビュー(感想・評価)
監督の力の差を感じた。微妙な作品。
前ロボコップが好きだったので、ワクワクしながら劇場に見に行きました。脇を固める俳優陣が映画の出来の悪さを補強している様に感じました。2012年公開予定だった作品が、2年も制作が遅れた訳が作品を見て始めて理解出来ました。やはり、オリジナル盤のポールバーホーベン監督との力の差は歴然でした。氷の微笑、トータルリコール(オリジナル盤)、インビジブル、スターシップトゥルーパーズ、ロボコップ1の決して2作目を作らない元ハリウッドのヒットメーカー監督と比較するほうが悪いのかもしれませんが、多少残念な作品でした。しかし、27年後のリメイクと言う事で、CG技術は格段に向上していますので、それは新鮮味を感じました。制作が降り出しになり、急きょ選任された無名ブラジル人監督作品ですが、ロボコップをあまり知らないお若い方には、今風で楽しめる作品かもしれませんね。最近のハリウッド作品は、80年代、90年代に大作を連発し過ぎてネタ切れ感が否めない様に感じます。最近リメイク作品が多いのも、それが理由なのでしょうね。しかし、リメイク作品でテキサスチェーンソーの様に好評価の作品も有りますので、この傾向は変わらないでしょうね。すいません、なんか辛口なコメントになってしまって…。
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