「人間味溢れる」エリジウム たかあきさんの映画レビュー(感想・評価)
人間味溢れる
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2154年、地球環境はひどく悪化し、豊かな人はエリジウムという地球外のスペースコロニーに移住していた。
マックスは最大量の照射線を浴びて、余命5日となる。
このことが、無茶を冒して、エリジウムの医療を求める冒険をするインセンティブとなった。
映画の所々で、マックスの死にたくないという強い想いが表現される。
クライマックス、
マックスは自分の命と引き換えに、愛する人の子供と、地球で病気に苦しむ人たちを救う決断をする。
本当に短いシーンだが、マックスの悔しさ、嬉しさ、やり切ったという想いが感じられ、
しかしマックス当人は、それを外にあまり見せずに自分の命を絶つ。
近未来を描いたアクション超大作みたいに注目されがちな作品で、
もちろん、アクションも迫力満点なのだが、
マックスの人間味溢れる一面を強く感じることが、この映画最大の見どころだと感じた。
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