「メカ、愛でる人へ・・・。」エリジウム CYNDYさんの映画レビュー(感想・評価)
メカ、愛でる人へ・・・。
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エデン、シャングリラ、桃源郷、アトランティスにエルドラド・・・。
かつては日本も黄金の国「ジパング」と紹介された。
人は心のどこかでユートピアの物語を望む。
同時にそれは滅びの文脈を内包する。
未来惑星ザルドスを想い出す。
ニール・ブロムカンプ、第9地区以来の作品。
12モンキーズやトータルリコールを想い出すプロット、シーンも多いけれど、メカや銃器の愛があふれていて見ていて飽きない。
メカ愛でる人よ、惜しみない映像をご覧あれ。
ほらあれ、ぶっとい銃とか、ごんぶとエネルギー銃とか、好きでショ(笑)
主演はマットデイモン。
すごいです。また体造ってきました。
この人ほんとすごい!デブからマッチョ、何でもできる。(ん?全部デブ???)
いや、ほんとすごいんだから。
共演は第9地区での盟友、シャトルコプリー。
この人、第9地区のセリフ、全部アドリブらしい・・・。
物語は・・・。
マットデイモンは劇中で怪我はするわ5日しか寿命がないわで大変です。
終始苦汁の表情を浮かべた演技が素敵です。
この苦渋の演技に対比を出す瞬間。
物語の要と言えるでしょう。
なかなか面白い作品ですよ。
しかし、最近のSF作品は何故必ずエピソード1にオマージュなのだ???
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