「映画『エリジウム』の衝撃」エリジウム kansyawokometeさんの映画レビュー(感想・評価)
映画『エリジウム』の衝撃
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映画『エリジウム』を鑑賞しました。
2154年の地球がそこに描かれました。
真剣に現実の世界を重ねて鑑賞させる作品でした。
荒廃した地球。富裕層と貧困層の二極化を人間は生きていました。
最後まで不愉快を感じながら真剣に鑑賞しました。両極の層が同じ画面に映った時点から、画面の慟哭に私の悲しみも吹き出してどうしても涙が止まらず頬をつたって幾筋も幾筋もこぼれ落ちました。
今思い返しても悲しみに打ちひしがれ涙があふれます。
私にはこれほどまでに悲しかった映画はかつてありません。
まったく現実の近未来社会を見ているようです。
世界の核施設と常に付きまとう放射能被曝の恐怖
コンピュータの使用と予測。
現在の介護ロボット使用とそれを映し出す未来の装着ロボット。
命への祈りを求める全てが同じ人間の姿。
垣根は壊された。
スケールの大きな時代の夜明けは、映画鑑賞の帰り道、日本の江戸の統治によって士農工商という格差を崩壊した支配した者達を私に思い起こさせました。 歴史の中の日本を思い起こし、いつしか不思議と畏敬の念を覚えていました。
リンカーンも同じでした。ガンジーも同じ心と精神を持ちました。
人は何を求めて未来に進むのでしょう。人の精神の充足とは何でしょうか?
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