憧れのウェディング・ベルのレビュー・感想・評価

婚約した男女が環境や価値観の違いによってすれ違っていく様をユーモラスに描くラブ・コメディ。

主人公トムの婚約者、ヴァイオレット・バーンズを演じるのは『プラダを着た悪魔』『ガリバー旅行記』の、名優エミリー・ブラント。
トムの親友、アレックス・エイルハウアーを演じるのは『ウォンテッド』『マネーボール』のクリス・プラット。
トムの新しい恋人、オードリーを演じるのは『ソーシャル・ネットワーク』『21ジャンプストリート』のダコタ・ジョンソン。
ヴァイオレットの同僚、ダグを演じるのは『フールズ・ゴールド/カリブ海に沈んだ恋の宝石』『デイブは宇宙船』のケヴィン・ハート。

今回の鑑賞で確信したが、ジェイソン・シーゲル主演/脚本の映画は個人的に全く合わない。マジで何が面白いんだこれ？
予想を裏切らない陳腐なストーリー、クソ寒い下ネタまみれのギャグシーン、ミシガン州や専業主夫への偏見に満ちたアンモラルな描写、5分に1回のペースで観なければならない必要性のないキス&ベッドシーン、スカスカなのに無駄に長い上映時間、etc…。
ラブコメが好きではないのもありますが、それを鑑みても擁護しようがない、欠点まみれの本当につまらない映画でした☠️

描かれているのは現実でも起こり得る男女問題。人によってはこの映画に共感するかも知れません。
物語には一貫性があり軸はしっかりしていると言えますが、いかんせん推進力に欠けている。その為、本当に時間の進みが遅い。これじゃあまるで拷問である。

ただ、役者陣は良い。エミリー・ブラントはやはりとても魅力的である❤️
ブレイク前のクリス・プラットやダコタ・ジョンソンが出演しているのもポイント。特にクリスは出番も多いので、彼のファンなら観て損はないかも。
いやしかし、この時のクリプラめっちゃ太ってるな😅この数年後に大ブレイクするとは誰も予想できなかったのでは？仮にクリス・プラット&エミリー・ブラントのW主演にしていれば、先見性があると褒めてあげられたのだが…。

とにかく、役者のファン以外には観る価値なしの大駄作だと思います。ジェイソン・シーゲルの作品は2度と観ねーー💢

飛行機の中で観ました。
最初安っぽい映画の雰囲気...長いな長いなーと思いながらも見続けると、婚約するもなかなか結婚できずすれ違う主人公達に胸が苦しくなります。
仕事が変わっても、人間関係が変わって時が過ぎても、互いが好きな気持ちは変わらなかった。
トムが途中、瞑想してて笑えます 笑
なんで好きなの、どうしてこの人じゃなきゃダメなの、そんなことは当人達もわからないのかもしれません。
それでも好きなんて、素敵ですよね。