「モラルと品性に欠けた、退屈すぎる2時間。」憧れのウェディング・ベル たなかなかなかさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0モラルと品性に欠けた、退屈すぎる2時間。

2020年4月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

単純

寝られる

 婚約した男女が、環境や価値観の違いによってすれ違っていく様をユーモラスに描くラブ・コメディ。

 主人公の恋人ヴァイオレット役にはエミリー・ブラント。
 主人公の友人アレックス役にはクリス・プラットがキャスティングされている。

 今回の視聴で確信したが、ジェイソン・シーゲル脚本・主演の映画は個人的に全く合わない。
 マジで何が面白いんだこれ?

 全く予想を裏切らない陳腐なストーリー。クソ寒い下ネタまみれのギャグシーン。ミシガンや専業主夫への偏見に満ちたモラルに欠けた描写。5分に1回は見なければいけない必要性を感じないキス&ベッドシーン。スカスカなのに無駄に長い上映時間、etc…

 個人的にラブコメが好きではないのもありますが、それを鑑みても擁護しようがない、欠点まみれの本当につまらない映画です。

 男女間で現実に起こり得るリアリティのある問題を描いており、物語の軸はしっかりしていると言えるかも知れませんが、いかんせん物語の推進力に欠けているため本当に時間の進みが遅く感じます。まるで拷問を受けているような気分に陥ります。

 役者陣は良かったです。エミリー・ブラントはとても魅力的。

 嬉しい誤算だったのはクリス・プラットが出演していたこと。
 彼が出演しているとは知らなかったので、登場した瞬間はテンションが上がりました😄
 しかし、この時のクリプラめっちゃ太ってる!この数年後に大ブレイクするとは誰も予想できなかったのでは?
 仮にクリス・プラット&エミリー・ブラントが主演だったとしたら、もっと観られる作品になっていたのだろうと思う。

 とにかく観る価値なしの大駄作だと思います。ジェイソン・シーゲルの作品は2度と観ねーー💢

たなかなかなか