「本当にしあわせ?」桃(タオ)さんのしあわせ よしたださんの映画レビュー(感想・評価)
本当にしあわせ?
アンディ・ラウがいい人過ぎやしないだろうか。もっとクールで気ままな感じがしたほうが、家政婦の作った食事を当たり前の顔をして食べてる人物としては自然な気がした。
なぜか印象に残ったのは、桃さんが老人ホームのトイレのあまりの汚さに辟易するシーン。香港の街中のトイレの汚さは知っているが、あっちの人でもあの汚さには閉口することが意外だった。きっと、桃さんはトイレもきれいに掃除するできた家政婦だったのだろう。
歳をとるまで家政婦として、一つの家庭で働く女性の老後がどうなるのか、以前から気になっていた。やはり寂しいものである。いくら老人ホームに入れてもらえても、面会に来てもらっても、本当の肉親ではないから。
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