「淫乱、戦士、学者、愚者、処女の生贄」キャビン kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
淫乱、戦士、学者、愚者、処女の生贄
カート(ヘムズワース)とジュールス(ハッチンソン)は恋人同士。デイナ(コノリー)にはホールデン(ジェシー・ウィリアムズ)をくっつけようという企みだ。もう一人ヤク中の若者マーティ(フラン・クランツ)が参加する。
途中のガソリン屋も何もかも仕組まれたものだった。彼らの山小屋での行動はすべて怪しげな施設で監視されていて、そこには大勢のスタッフが成り行きを楽しんでいた。選ばれた恐怖体験はゾンビファミリー。外で性欲ホルモンを嗅がされたすぐにジュールスがゾンビに殺されてしまう。そして監視カメラに気付いたマーティがやられる・・・
キャンピングカーで逃げようとした3人は来た道を戻るも、道がなくなっていた。バイクで飛び越えようとしたカートが見えない壁にぶつかって墜落。そしてホールデンも・・・残ったデイナは湖畔でゾンビに襲われるが、なんとマーティが助けに来てくれた。そして彼が発見したエレベーターを探ってみると、モンスターを集めた巨大な施設へと迷い込む。研究施設のスタッフは皆モンスターに殺され、阿鼻叫喚の修羅場と化す。
最後に登場したボスはなんとシガニー・ウィーヴァー!淫乱、戦士、学者、愚者、処女を生贄として捧げないと、邪悪な神々が世界を滅ぼすというのだ。最低でも愚者マーティを殺さなければ・・・
なんという独創的なホラー。強引すぎるし、あり得ない研究所の人間たち。世界各地でこのホラーの犠牲者がいるんだな。日本の小学生たちも失敗に終わったがやられてたし(笑)。それでもホラーの定番をうまくコメディにしているし、半魚人にこだわってた研究員がその半魚人に殺されるし、最後はどうにでもなれ!って感じ。
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