すーちゃん まいちゃん さわ子さんのレビュー・感想・評価
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追伸 にすべて詰まってる。
まったり映画で、久しぶりに満足。 こういう映画って、見る人によって捉え方がすごく変わると思うけど、今の私にはリアルだったし、この3人みたいなこと、少し前までよくしてたわ。 お母さんからのメールも似てるし。 すーちゃんの人柄が、めっちゃいい。 部屋も可愛い。羨ましい。 でも男の人がさ、悪意あるんじゃってくらいしょうもないのばっか出てきて、じわじわイラッときます。 もっと男の人に癒される部分が、現実にはあると信じたい。 今の自分で、とりあえずいっか。 と思えて、癒される映画です。
そうそう
益田ミリさんの作品は「そうそう」と思ってしまうセリフが多い。一人暮らし10年目やからかな〜。男受けはしない作品だろうな。日ごろのもやもやした気持ちを映像で表現してくれているので、自分のことをよくわかってくれてる友だち、みたいな雰囲気の映画やった。
ただの無職の妊婦さん
映画「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」(御法川修監督)から。
「かもめ食堂」に代表される、私の好きな癒し系の映画、
そんな言い方もできるが、男女共同参画の視点からみると、
働いていた女性が、結婚して妊娠して仕事を辞める時の憂鬱さが、
私にも伝わってきた。
「向こうの両親の意見も聞かなきゃ、
もう一人じゃなんにも決められない」と独り言を言ったかと思うと、
「もう営業部所属、岡村まい子じゃないんだよねぇ。
これやれ!って、仕事を頼める後輩もいないし、
頼むぞって言ってくれる上司もいない。ただの無職の妊婦さん」
バリバリ働いていればいるほど、そのギャップは激しいのだろう。
男からみれば「幸せそうな妊婦」としか映らない姿にも、
そんな思いがあるんだなぁ、とメモをした。
こんな台詞も、メモして切なくなってしまった。
「私ね、母親になったら、なんか今までの自分が
消えてなくなっちゃう気がして。
だから、会っておきたかったんだ、今の自分で、す~ちゃんに」
監督の伝えたいこととは違うだろうけれど、素敵な映画だった。
女性が3人寄れば、楽しい話題は尽きませんよね!
この映画、仲良し3人組がピクニックへお出かけで始まり、またピクニックで終わる、ホノボノとした、癒やし系の映画って感じで、非常に今のアラサー・アラフォー世代の女性には必ず思い当たるエピソードが何処かに出てきそうで、何となく、クスクスと笑みが止まらない映画なんだろうな~と、オジサンの私も笑って観られました。
でも、残念ですが笑えるだけでした。心に何時までも残る作品では無いよな~この作品。
本当に残念賞と言う感じの作品でした。TVのドラマスペシャルで充分かな~?
しかし、有る意味では、非常に今の頑張っている30代40代の女性の本音を切り取っているので、この時代感覚は解るんだけれど、ちょっと軽過ぎと言うか、綺麗に、コジンマリと纏まり過ぎている点が妙に気になった。
キャリアウーマンで仕事バリバリ出来ます、でも不倫しています、本音を言えばしんどいですと・・・マイちゃんのエピソードの一つ一つがよーく理解出来る。オタフク風邪に負け、家族サービスの言い訳、時計を遅らせてやりたい気持ち、後輩社員の皮肉等々、その一つ一つは冴えているのだけれど、全部が並ぶと、嘘臭いのは何故だろうか?
そして、スーちゃんも、何となく淡い気持ちを寄せていたマネージャーを同僚にかっさらわれて、仕事も要領良く手抜きの巧い奴に限って、お目当ての相手を探しゲットする事には予断が無いなんて許せない気持ちも解る!でもそのスーちゃんも、黙って諦めるだけ?
キスまでされて、しかも、浮気は結婚したら全くしません、相手が貴方で良かった何て、バカにするのも限度を超しているのだから、平手打ちの一つや二つやっても構わないのに彼女も静かにチャリで泣くだけだ。何で彼女達は、ダメ男ばかり手にするの?それって類は友を呼ぶの法則が、どこかで働いていませんか?と言いたくなった。
人生経験も豊かに成って来たアラサー以上の熟女が、こんなクズの見分けも出来ない何て何か不自然だ。最初はちょっとリアルに観えても、結果はリアルじゃないよ!
サワコさんだけが、バカヤロウ!が言えたけど、でも結局彼女も、ダメ男を掴んでいた訳だ。そしてサワコさんの家では、女性3世代同居の理由も不明なのが気になった。
彼女達の生活の説明無しが妙に、気になった。そしてサワコさんの母が、祖母の介護を、一日休暇を採って歌舞伎鑑賞も有りだけれど、その後がいけない。
おそらく、60歳前後かと思われる彼女が、認知症で人の識別が出来ない母親でも、それでも私は、構わない。母の世話をしますと言う事をサワコに言うけれど、そんな親の面倒を観る事は当たり前の事で、認知症は別問題だ。更にサワコが、お母さんは、偉いね、立派だよみたいセリフを言うけれど、これも陳腐なセリフだ。親の介護をするのは、当たり前の事なのだよ、60近くになっても、こんな言葉しか語れないなら、バカ野郎です。
やっぱり一つ一つのエピソードは良くても、これでは映画としては駄目でしょうね
音楽も、映像も綺麗でも、これではやはり肝心のドラマに奥行きが無いので、映画としては、軽過ぎで、人の普遍的な事柄を描ききれていません。最近は、こんな感じの耳触りが良いだけで、偽善者ぽい作品が多いのも、時代のせいでしょうか?
リアルな人生は厳しいから、せめて映画は嘘で?それも違うでしょう?どうですか?
女の人にはあなどれない映画
最初は題名から見る気がしない映画でしたが、時間合わせで見に行ったら、30代の女の子の物語でしたが、外と自分を分けて考えられる年頃で世の矛盾に泣いたり悩んだり、中年の私も共感できるストーリーでした。3人が仲が良くピクニックで話すシーンは心が落ち着きます。確か子供が小さい頃、おにぎり握って家族でピクニックに行った事を思い出します。そして矢野さんの主題歌になぜか涙が出てきました。女の人にお勧めです・
のびのび生きてやる。
チラシや予告から受けるテイストは、毎年公開されている
女性向け仲良しトリオが醸す不思議世界のストーリーだろうと
そんな風に思えるんだけど、劇場にあった試し読み冊子が
ことのほか面白く読めたもので、ちょっと楽しみにしていた。
あはは~。あるある、いるいる、そういうの~(爆)
30代半ば?くらいの設定かな、彼女たちの言動に見られる
「あるある」ネタに、後ろの席のオバさんが大爆笑していた。
そうよね、中高年にだって通じるワケよ、そういうネタは。
オンナってホントに不思議。身体はどんどん歳をとって(爆)
やれどこが痛いの、足腰が重いのと言いながら、心だけは!
しっかりとオトメしてるんだもんね。幾つになっても~!?
まぁ、オトコは50歳からだ!なんて言ってるのと同じです。
でも私の若い頃と明らかに違うのは、今のご時世、不況だ!と
叫ばれている世の中ではあるものの、女性の社会進出は上昇し、
もう20代で結婚して出産して…なんていう、杓子定規な選択を
しなくて良くなってきてるでしょ。様々な人生の選択肢が増えた、
ということはそれに比例してストレスも増えているワケですよ。
それまではお父さんが味わっているだけだった社会ストレスを、
お姉さん、お母さん、オバサン達が味わっている時代、そりゃ~
会社にいれば大変ですし、家事をこなすのも一苦労、なんだけど
共働きしないと旦那の給料だけじゃやっていけない!なんていう
お話を、私も幾度、何回、聞いたか!(一応、言っていませんが)
今作に出てくるのは皆さん独身なんだけど、それは家庭を
持ってなくても、社会人としてのストレスは果てしないでしょう。
小ネタにクスクス笑いながら、あ~いるいるこういうヤツ!って
特に女性絡みの話なんかは、あまりにリアルで笑ってしまった。
私の周りにもいますよ、ああいう小狡いタイプ(爆)
しかし原作が女性だと、ホントに男たちが皆、情けないのは何で?
井浦新が演じたマネージャーなんて、お前がマリッジ・ブルーかよ!
ってなもんだし、さわ子さんの彼は妊娠可能証明書だぁ?バカか!
自分の面見てモノを言え!(ゴメン俳優さん)、まいちゃんの周囲は
クソ男ばっかりだったしねぇ。これ男性の皆さんが観ると凄く嫌な
気持ちになるんじゃないでしょうか?面接に来た男も痛かったし…。
ただ、最近になってよく思うことは(今作でも言っていたけど)
私なんかが若い頃~結婚した頃は、とにかく先のことばかり見てて、
将来、未来、その頃になって自分が痛い目に合わないように(爆)
今は辛くても、ガマン、ガマン。先輩・上司に、ガマン、ガマン。
結婚生活に?ガマン、ガマン。子育てオンリー、ガマン、ガマン。
いつか自分が歳をとった時に、良かった~貯めといて!(爆)って
思えるように、買いたいものも、ガマン、ガマン。そうやって…
先ばっかり見ていたから「今」を楽しむ時間がまるで持てなかった。
これって昭和の生き方なんだろうなぁ。
現代では「今」とにかく生きることが大切だって、若い子に言われた。
確かに今は未来が不透明すぎる。もっと夢を持ちたいところだけど。
すーちゃんたちは、やはり結局、恋愛問題にぶち当たっていたけど、
その際に決定を下したのは自分だったのだから、あれで当然だと思う。
幸も不幸も決めたのは自分で、違った人生なんてそんなもん誰でも
選べたことなんだもん。それを選ばなかったことに後悔するんじゃなく、
今の幸せに感謝して(とりあえずは健康で、生活が営めるということ)
十分に楽しんで生きてって欲しいなぁと思うのだ。
まいちゃんのように、仕事人間だった人はふと切なくなるんだろうが、
なーに!!子供が生まれたらそんなことを考えてるヒマもなくなる。
さわ子さんには頭が下がる思い。いずれ私もああやって親を介護する
日がくるのかもしれない、だけどあんな風に優しく支えられたら…と
思うのみ。要はそれぞれの、気持ちの在り方、幸せの捉え方なんだな。
ドラマだから、けっこうキレイに描かれていたけど、
漫画の淡々とした線の画にも、言いたいことがたくさん詰まってる。
どの年代にも悩みは尽きないけれど、どの人生もステキだよ。
(自分を肯定することは自分を楽しくさせるよい方法。それでいい、って)
淡々とたんたんと日常生活を描いてくれました。
人気の4コマ漫画の映画化らしいです。 確かに、4コマショートをブッチブッチとくっつけたような入り込みでした。 これがとてもいい感じに出来ている。 ショートショートの出来事、つぶやき全てにうなずけちゃう、共感できちゃうんです。 人生ってこんなもんだよね、ということを理解しながら完全に受け入れることのできない自分がいたりします。 みんなそうなんですね。 描かれていることが全部日常的なことだし、男も女もこんな状況過ごして成長しているだろうし、どこかで別なこと選んでいたら違う今があると思うのも当然のことで…けどそんなの関係なしに明日は来るし、時はすぎていく。 ラストにスッキリ言ってくれるセリフが印象的でした。 まだまだ、先の未来のことばかり考えずに今を生きればいんだよ、ってことを感じさせてくれるのでした…。
ライフ・イズ・ちょこっと・ビューティフル そんな感じ。
とにかく笑えて泣けて共感する女性がきっと多いはず! すーちゃん まいちゃん さわ子さんの三人の関係がすっごくいいです。 探り合うことや干渉したりはせずに程よい距離感で。 印象に残ったとこはいっぱいあるんだけど すーちゃんとまいちゃんが大声張り上げて泣くシーンでも互いに理由を訊かない すーちゃんはまいちゃんが不倫してることをなんとなく知ってるんですけどね。 聞きたがり知りたがりは仲良くても禁止っていうのが伝わってきました。 そういうのって大事だと思うんですよね。 すーちゃんは仕事も充実してるのにひとりぼっち?!って悩むんですね・・・ 女が年齢を重ねていくといろいろあるじゃないですか・・・ ふとした瞬間に迷うことや臆病になっちゃったり・・・ この映画の中ではその寂しさなどがうまく描かれていました。 心の中だけで呟く毒などシンパシー多いです(笑) 3人の中でも一番変化を感じる人がいて実はたくましそうに見えたけど女らしかった。 どことなく『かもめ食堂』の雰囲気があるなと思ってたら スタイリストがかもめと同じ大好きな堀越絹江さんだったからかも。 柴咲コウちゃんのお洋服の変化も見所です。 等身大の柔らかな優しい女性たちであたたかな気持ちにさせてくれるし。 さっぱりした雰囲気のある女優さんたちで観てて楽しかったですね。 特に柴咲コウちゃんはいつも映画などで気の強い役が多かったりしたんだけど すーちゃんの柴咲コウちゃんはピッタリで可愛かったです。 寺島しのぶさんの演技も大好きだしお気に入り映画の仲間入りです。 真木よう子さんは余裕ある表情やキリッとしたイメージをずっと抱いていたので 今回のようなまいちゃんの役柄は違う真木よう子が見れて新鮮だった! 真木よう子さんの演技はクールビューティーでいつも魅力的で気になってました。 さわ子さん家の愛猫のミーちゃんが絶対CMでお馴染みのにゃらんだと思うんだけど(笑) 劇中で流れた矢野顕子さんの名曲「PRAYER」が涙を誘います。 最後に聴いた主題歌 カサリンチュの「あるがままに」もジーンときちゃいました。 この映画を観ればきっと元気にハッピーになれるはずです。
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