劇場公開日 2013年12月14日

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「理子の歌声に引き込まれる」カノジョは嘘を愛しすぎてる hiroさんさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0理子の歌声に引き込まれる

2013年12月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

萌える

寒い冬に本当にぴったりなほっこりとした心が温まる作品でした。

クリスマスシーズン、大切な誰かと観るにはうってつけです。

原作は全く読んだことはありませんがとても楽しめました。

一人の天才音楽家がある日偶然出会った少女と触れ合うことによって過去に傷ついた心を癒し、もう一度音楽に向かい合い、自分と向かい合っていき、昔の自分を取り戻していくといったストーリーでしょうか。

この映画は本編からエンドロール、そしてエンドロール後まで楽しめる作品ですので席は絶対に立ち上がらない方がいい。

理子の歌、理子の未来を守ろうと理子と別れるという苦渋の決断をせざるをえなかった秋が別れを告げるシーン。あの場面は本当に切なかった。

エンドロールに流れる秋が理子のために作った最高傑作「ちっぽけな愛」。エンドロールで流れるこの曲の詞を聞くだけで理子への想いの強さと、これからの理子の未来を守りたいという想いが伝わってきた。

大原櫻子の歌声は圧倒的な透明感で耳にすっと入ってきてとても気持ち良いと同様に、何か心が和んでしまう。彼女の歌声に引き込まれてしまった。

映画の内容と共に、この映画は音楽のクオリティも非常に高いのでその点も非常に楽しめた。

hiroさん