「あと1つ何かあれば……」カノジョは嘘を愛しすぎてる 鴻上ロジさんの映画レビュー(感想・評価)
あと1つ何かあれば……
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ネタバレ注意
☆3.5
ストーリー:3.5
キャスト:5
映像:4.3
音楽:5
原作:読んでません
この映画のレビューを見てみると「高校生と付き合うなんて……」とあるが、これは恋愛映画であって夢物語なのだからそこまで現実味を追求すら必要は無いと個人的に思う。ストーリー評価に影響はない!
音楽やキャストは口出しするような欠点はなし!大原櫻子の天性の声を余すことなく演出出来ているところは画面越しでありながら惚れた。大原櫻子以外のキャストもすごく役になっていて適役だったのではないか。
ただ、この映画の足を引っ張ったのはストーリー性だ。
あまりいい話ではないが、終わりよければすべてよしなんて言葉は映画にとって逃げざるを得ない言葉。どんなに中身やラストへの運びが上手くても納得のいくラスト出なかったら見ていた観客も「え、今までのはなんだったの?」と疑問を抱いたまま終える最悪の結末を迎える羽目になる。今回はまさにそれだった。あれだけギクシャクして切なくて……さぞラストは愛を確かめ合うのだとばかり(´ω`;)
最後は「え、それだけか!」「今までの引っ張りはなに笑」って思ってしまいました。
やはり、最後の場面は大切ですね笑笑
ただ、ラスト以外はとても良かったです。大原櫻子演じるヒロインや佐藤健演じる主人公に感情移入すればするほど切なくて胸が苦しくてとてもリアルに描かれていてとても良かったです!
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