「僕らが普段聴く音楽は、誰かの感情。」カノジョは嘘を愛しすぎてる ryotaさんの映画レビュー(感想・評価)
僕らが普段聴く音楽は、誰かの感情。
秋(佐藤健)は、「なんでこんな時に限って音が浮かぶんだろう」と。この言葉が全てだと思う。僕らが普段聴く音楽は、誰かの感情。その感情は、僕らと同じ世界から生まれているし、つまりは僕らの周りにもいつだって同じ景色がある。日々の喜怒哀楽、大切にして生きていきたいと思わせてくれる作品だった。
大原櫻子のデビュー作であるにも関わらず、純粋で淡い彼女の演技は素晴らしく、またそれを近くで支える佐藤健は、支えつつも自身の感情もしっかりと出している。
いつだって、役者さんはすごい。
心から尊敬する。
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