「『きみの瞳が問いかけている』を観た直後に鑑賞」ただ君だけ kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
『きみの瞳が問いかけている』を観た直後に鑑賞
連続して見ると違いがよくわかる。「きみのめ」がこの作品を原案としているとあったけど、はっきり言うとリメイク!細かな伏線、自然な流れからすると、リメイクの方が勝っていた。そして、驚いたことにキャストの顔が全て似ているという驚き。特にハン・ヒョジュ→吉高由里子、カン・シニル→田山涼成・・・そっくりさん大会だったんですね!
序盤はほぼ同じ。「きみのめ」がキンモクセイだったのが、オリジナルでは“夜来香”。夜に香るという花で有名ですけど、どうせならテレサ・テンあたりの有名曲「夜来香」を使ったほうがいいのになぁ。犬の扱いは同じ(名前も日本語にしただけ:ディンガ→スク)だけど、カメや机は唐突すぎたかも。
さらに細かな相違点は、この君だけではジョンファが一貫して「おじさん」呼称を通していたこと。過去の事件でも相手は死んでいなかったことや、手の甲にあった入れ墨痕もなかったことなど。挙げれば収拾がつかなくなるのですが、一番問題なのは主人公の親が心中を図ろうとしていたこと。それがラストの過去を清算して自ら入水・・・となりそうな悲しさが伝わってこなかった。
まぁ、続けて見たら、最初のインパクトの方が強くなるものですが、音楽の伏線という点でもやっぱり三木孝浩監督の方が上手かったと思う。オルゴールでかなり泣けたし・・・考える人の深爪でも泣けるし・・・?
拝読しました。ありがとうございます。シーグラスとオルゴールの勝ちということですね。韓国は陶芸が本場なので、ヒロインがロクロを廻すシーンなどもあるのでしょうか? つい、先日、テレビでキックボクサーを見ました。タイの闇格闘技が主題で、まわし蹴りからの踵落としが必殺技なのがそっくりでした。なかなか横浜流星良かったですよね。ありがとうございました