「あいまいな作品だった」大脱出 太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
あいまいな作品だった
吹き替えを鑑賞
舞台はセキュリティが超凄い刑務所、うん、よし。スタローンが脱出のプロで、シュワちゃんが凶悪犯……まぁそこまで気ならなかった、むしろB級臭くて良い。
しかし、ストーリーや展開が、知的な映画を作りたいのか、しょうもない映画を作りたいのかがわからない作品だった。作戦を練っては実行、練っては実行のネチネチ展開、それに同じ場所で同じようなことやってら。きっとこっから大脱出だと思いきやの自分の牢屋に逆戻り。
そんなネチネチウジウジした知的な展開のくせしてやってることはB級アクション 。確かに知的な展開もB級アクションもそこそこ面白い。しかし、バカみたいなことするくせに、よしこうしようとポンポン中途半端に頭の良いことを思い付くのはどうかしてる。
かなりあいまいな映画だったが、片方だけを楽しむならいいと思う。
ただし、最後のオチが無理にちゃんと終わらせようとしてる感が強いため、この点はどっちを楽しもうがズコーッとなるので注意。
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