大統領の料理人のレビュー・感想・評価
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おばちゃんラブ
おばちゃんのつっけんどんでいて、人を愛する感じが好きだなあ。
劇中、二つの場所における彼女を描くことで、彼女がなぜ変化してしまったのか、強調してる。
大統領とワイン飲むシーンが印象にのこった。
人を幸せにする料理
その人のことを思いながら作った料理は、望む形で、
その人に食べてもらいたい。
でも大統領ともなると、余計な人間が絡むので、これがまた難しい。
最終的に彼女の選んだ道は、大統領お付きの頃とはステータスも
お給料も天と地もの差だけど、明らかに、多くの人を笑顔にした。
自分が誰かに食べさせたいと思う料理を、
誰かが喜んで食べてくれる、
一番料理人として幸せなのではないかしら。
大統領がチャーミング。
料理本のフレーズをそらで覚えてるなんて、フランス人らしい…。
厨房でのお夜食のシーン、良かった。
何も起こらない、それは美学?
なにも起こらない退屈さを我慢すれば雰囲気のよい上品な映画である。
なんでしょう、この平穏な感じ。ぼけーと見るにはいいかもしれないが、ちょっと当たりが優しすぎる。
構成を二つに別けた意図はわからなくもないが(おそらく実話としては平凡な題材だったでしょうから)どちらかに焦点を絞って撮っても良かったのではないか。多少誇張し実話と掛け離れようが、大統領との関係性を深く掘り下げるとか。
基地は一年、そして大統領番が二年、ラスト近くに経過年数を知るが、はっきりいって時間経過を描けていない。
さっき入ったばかりの新米のイメージのまますっと終わる。
こう考えてみるといまいちだったのかも。ぼーと見たのでそんな感じ。
美味しそうな料理
料理の映画は幸せな気分になる。
官邸への郷土料理たち。
口の中にヨダレがたまる料理の数々…
作ってみたいなって思った、きゃべつとサーモンの蒸し料理。
映画としては、実話をもとにしてるからかな?もう少し奥の方まで話をついてほしかったし、やるせない気持ちとか、気持ちが通わなかったのかなとか、もったいない感じだった…
料理は旨そう,表現はあっさりめ
料理のシーンは秀逸というかどれもこれも旨そうで観てると腹が減る減る。それ以外の描写が人物像含めてフランス映画らしいあっさりさなのが残念。社会背景や人物描写、どれももっと面白くできると思うんだけど。
本物のフランス。
「フランス人は10着しか服を持たない」という本の中に、「フランス映画では女優さんだって同じ服を着てる」と書いてあってホントかよと思ったのですが。。
ホントでした。
いや、お洋服は同じじゃなかったかな?カトリーヌ・フロさんのネックレスが同じスタイルだったんです。毎回違うつけ方をするのではなく、長めのネックレスを結ぶようなつけ方(?だったと思う)を貫いていた。
スタイルを崩さないリアルなフランス人気質が見られて、本物のフランス映画なんだなって改めてつまらない納得をしました。
そんなフランス人だからこそ、女性シェフに仕事を盗られたと思い嫉妬する男性シェフをみると「こりゃしょーがねーなー」という気持ちになります。最後まで折り合いがつかないというのも現実的。
さすがのフランスでも、史上初の女性シェフは受け入れられないんですもんね。
お互いの仕事に敬意を払える社会って幻想なのかしら?
意思を貫く生き方を教えてくれる逸品でした!
大統領官邸ってすごいね
フランスの官邸のコックとか、調理室とかその様子を覗き見ることができて面白かった。本当にあんな感じなのかしら?
実話に基づいているらしいのですが、やっぱりあんなに大統領の食事にお金をかけたら、文句が出ても仕方ないよねって思ってしまう。
大統領が一人こっそりキッチンを訪れ、トーストとワインを一緒に楽しむシーンが良かった。
トリュフの香りとか、フランスの田舎で取れる食材が美味しそうで、あ〜食べてみたいと思った。
男社会に挑んだ“おふくろの味”
故郷で料理学校を設立、外国からの生徒も大勢受け入れ、料理の世界では確固たる地位を築いていたオルタンスは世界的に有名なシェフ、あのジョエル・ロブションに推薦され大統領と私的なゲストの為の専属の料理人に抜擢される。
しかし、大統領官邸エリゼ宮の主厨房はゴリゴリの男社会。
主厨房のシェフらは仕事を横取りされたという思いもあり、彼女を冷ややかに歓迎する。
彼女の味方は助手のパティシエニコラと給仕長のみ。多忙な大統領とは面会も叶わず、大統領がどんな料理を望んでいるかも分からない。
ようやく大統領との面会が叶い、大統領が素材の良さを活かした昔ながらのおふくろの味を望んでいるかをオルタンスが知り、本領を発揮、フランス各地の素材を使って大統領を喜ばせる展開は料理のビジュアルも手伝ってとても楽しいのだが、彼女が数々の壁にぶつかり、心身共に疲弊していく経緯についてはかなり駆け足で急ぎすぎてしまって、彼女が新たな道を切り開いていくラストに上手く繋がっていかない。
官邸時代のパートと南極基地でのパートが忙しなく切り替わるのも落ち着かなかったし、
南極基地のパートを削るか、もう少し尺を長くしても、挫折と再生を丁寧に描いて欲しかった。
おばあさんの味
思った以上に普通すぎる作品だけど、料理そのものに関してはそれなりに見所はあったかな。ミッテラン氏が「シンプルな昔の家庭料理」を望んだ相手が“フォアグラの女王”というのは違和感があるんだけれども。料理も家庭的というには‥‥いやまあ大統領の客人をもてなすんだからいいけども。
厳選した食材を使って素材を活かしつつ、こってりとソースをかけまくったりしない料理が食べたかったということなんでしょうね。
映画そのものは上手くなかった。
大統領の存在感なさ過ぎ
ブルーのプジョー406でさっそうとエリゼ宮に乗り込むまではかっこよかったけど。その職場では鼻つまみ者にされる。つまらないプライドの持ち主たちとの意地の張り合いは、観ていてもあまりどちらかに肩入れしたくなるようなものではない。
もっとつまらない人物は大統領。料理人のおばさん相手に愚痴るだけで、何もしない。したくても自分では何もできない最高権力者の矛盾を描いているのだろうが、あまりにも主体性のない大人に描かれている。
もっと料理そのものに焦点を当てるか、料理人たちの確執を掘り下げて描くかすれば、物語に厚みが出てくると思うのだけど、これじゃ大統領と料理人が夜中のキッチンで愚痴り合ったあげく、片方は南極まで逃げていった話にしか感じられない。
面白い観点ですね
淡々と進む、なかなか面白い観点の映画でした。
実話に基づく映画だと思いますが、もう少し大統領を若く魅力的にして、気持ち良い展開をしたほうが良かったのかと。
確かに、この後がどうなった?のかが気になりますね。
う〜ん・・。どうなんかな???
ネタバレでは無いけど・・
『男性社会で一人の女性が奮闘する話』です。
それ以上もそれ以下でも・・。
・・他に何も有りません。
↑本当にそれだけなんです。
ドラマチックな事も無く・・
恋愛模様も無く・・
フランスのおしゃれなファッションが披露されるでも無く・・
あるのは?
超旨そうな御料理達の画像(=´∀`)人(´∀`=)
実話を基にしてるらしいんどけど・・
だからと言ってこれはどうなんかな???
純粋に、面白くなかった?俺にオモロさが分からなかったから・・
星は②(  ̄(工) ̄)シ
可愛くてカッコいいおばさん
オルタンスの歩くリズムー厨房で、道で、南極でーが動脈となって、この映画にテンポと躍動感とを生み出しているように見えた。
ストーリー上はあまり大きな抑揚がないけれど、彼女の存在自体が、抑揚であり緩急でありメリハリなで、それだけで十分に“見せて”くれる。
真心や信念が底流にあるとしても、オルタンスのように、あのように悪態ついたりやりたい放題(笑)やってたら、嫌な感じに見えても仕方のないところだってあるはずなのに、みなぎる自信とキュートさとニコラへの接し方で、あぁもうなにこの可愛いおばさん!ってなっちゃう。
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