劇場公開日 2012年12月15日

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「え?」マリー・アントワネットに別れをつげて はち公さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0え?

2013年3月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

知的

フランス革命前夜の王宮内の出来事を描いた作品。
時代背景としては、今もロードショーしている「レ・ミゼラブル」のちょっと前か。

当時の王宮がどんな感じだったか…というのを知る事が出来るのはいい。
王妃様もあんな感じだろう。
王様の「権力とは王家に与えられた呪いだと思っていた」という台詞など、実際にそうだったのかもと考えてしまう。

…が、正直よくわからない。
おそらくフランスの人達にとっては、フランス革命は歴史の教科書に載っている有名な史実で、解説などなくとも細部まで解るのだろうと思う。
だから、あの事件の裏には実は!的なストーリーなのかもしれない。
しかし、世界史にあまり詳しくない私が見る限りでは、表層しか追えない。
話の展開が淡々と進むのもあり、途中、(おそらく知識がないので)よく解らない描写もあり。

最後も、「え?ここで終わるの?」という感じ。
マリーアントワネットの最後はさすがに知ってはいる。
が、この後、歴史的にどうなるのか、関係者はどうなったのかといった解説が何もないため投げっぱなしに思えてしまい、もやもやが残る結末でした。

はち公