「コテコテなんだよねぇ」SAFE セイフ　Blueさんの映画レビュー（感想・評価）

誘拐され・謎の番号を覚えさせられた中国の少女 メイは中国とロシアのギャング、そしてNY市警を含めたあらゆる組織から 追われる。 そんな中、元捜査官でケージ・ファイターのルークは ロシアン・マフィアに人生を奪われ自暴自棄になった時、逃げまどうメイを見かける。 同じ目をしたメイに 生きる希望と彼女を守る使命を感じたルークは 再び立ち上がる…というストーリー。

ちょっとねー、“どん底から這い上がる”とか“汚職や駆け引き”など 流れがコテコテなんだよねぇ。 スティーブン・セガールとか ジャン＝クロード・バン・ダム系・似たりよったり作品のニオイがして「BD待ちが よかったかも？」と思ったのですが、ジェイソンを信じて鑑賞。 んー、やっぱり いつものスマートさに欠けるなぁ。。。 立ち直りが思いっきり早いのも 気になるし、何より セクシー度低めで相手役が11歳なんて わざと外したんだろうけど 私には“計算ミス”に感じましたね。 しかも メイを演じたキャサリン・チャンちゃんが また地味なお顔立ちで。。。 たしかに頭良くみえるけど スクリーン映えしないのが痛恨。。。 やっぱりジェイソンには 美女を添えてくれないと。。。

アクションは良かったですよ。 100発100中だし、中国スタッフさんにも 指導協力してもらっただろう立ち回りも いつものジェイソンにプラスアルファって感じで。 悪役商会（俳優）さんたちが 何気にイケメンも多いのです、が、顔立ちもお芝居も一律で ジェイソン以外はほとんど印象が薄く。。。 個人的に注目している俳優さん、レジー・リーは 今回も悪役。 せっかく良いポジションにいるのだから もう少し細かい演技を見せてほしかったです。

分かりやすいアクション・ムービーとしては 何も考えずに観れるのでお勧めできるかな。。。 でも 観終わってあとにスッキリするかどうかは 人それぞれだと思います。 個人的には 期待したほどじゃなかったのと、セクシー・ジェイソン少なめだった減点で 2.5評価。