ラストスタンドのレビュー・感想・評価
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復帰作がいきなり傑作娯楽
年だしじいちゃんだし、もう全盛期のシュワちゃんみたいなのは期待できないと思ってたけど、それでもやっぱり映画界に帰ってきてくれて嬉しかったから楽しみにしての鑑賞。
確かに年も年で、往年の無敵さはない。実際無敵なんだけど笑
でもその年相応?それでも強いんだけども年を隠さないアクションが少し笑えて可愛くて、新しいシュワちゃんを観れた気がする。
新しいんだけど、でも昔のハリウッドにあった楽しさがここにはあって、無駄なCGや無駄な尺伸ばしや無駄なシーンがない。
敵も気持ちいいぐらい憎い悪を演じてくれてこれまた良い。やっぱり悪役に魅力がなければ全然面白くない。
MIシリーズとかがそれに当てはまって敵になんの魅力もなくて面白さ半減なことがあるのは残念。でもこのラストスタンドはそんな鬱憤を晴らしてくれた!
登場人物は皆魅力的で、すぐに感情移入できる。
そしてストーリー本題への入り方がなんとも上手い。
二つの異なるシーンを対比させてるあたりは飽きさせないし、ドキドキさせられる。
シュワちゃん映画のシュワちゃんありきというより、しっかりとした一本の映画の中の登場人物にシュワちゃんがすんなりハマってる感じ。
表現しづらい所だけど、そういうシュワスーパヒーロー!あとはお飾り!っていう安っぽいものに収めてないところがよかった。
これからのシュワちゃん作品に大きく期待が持てる作品でした!
シンプルで面白い。
・わかりやすいアクション映画。「悪」と立ち向かう主人公とその仲間たち。内容云々よりも、そのスピード感と痛快さで楽しめました。
・主人公側は冴えないオヤジ軍団で、一方悪役はイケメン風。その対比も面白かった。
・特にカーアクションがかっこよくて、見応え十分!
ロサンゼルスだったら死んでた
いいですねー分かりやすくて。
敵はスタイリッシュで味方はもっさり。
こういうの好きですよ。
あんだけ銃バンバンぶっぱなしたり最新型のスポーツカーも出てきてるのに、最後は一対一の肉弾戦で締めるっていうのも良い。
あれたぶん主人公がロスの刑事だったら殺してますね(笑)
ジョニー・ノックスヴィルが電柱から落ちるとこは「ジャッカス」っぽくて好きです。ノースタントだったら面白いですね。
田舎の町長はあんないい車乗れるんですね。マジうらやま。
銃撃戦、肉弾戦、カーチェイス、爆破とアクション映画らしい要素が詰め込まれてて普通に楽しめました。
欲を言えばクライマックスの襲撃が意外とあっさり終わった気がするので、町中に罠を仕掛けるみたいな頭脳戦を展開して、もうちょっとアクションを長くしてほしかったですね。
しかしアクションスター・シュワちゃん復帰作としては、なかなか良い作品だったと思います。
けっこう面白い。
シュワちゃんの本格復帰作かなり楽しむことができました。
シュワちゃんはドデカイ銃がやっぱり似合う。
打撃戦も強かったし、かっこ良かった。
これからも映画界を引っ張ってくれることを期待しています。
最後に立ちはだかる御存知シュワちゃん!
文句なしに面白かった。絶対無敵、超絶ヒーローではなく、年取ってオタオタした、シュワちゃんが一生懸命頑張ってる。俺も闘うからよ、おまえ達もまだまだ老け込まず頑張れよってメッセージが聞こえて来るかのよう。元気でるし、心が高揚します。最後の対決は、正にボロボロになっても舐めんじゃねーぞ、小僧共って声が聞こえてくるかのよう。カーアクションも一風変わっていて面白かったし、ガンアクションもすごかった。まあ、普通最新兵器を有する麻薬組織にたいして、田舎の保安官事務所。どう考えても勝てないんだけど。古きよき、アメリカ定番の正義は最後には勝つってストーリーにウダウダ不満なんか言わずに単純に楽しみましょうよ。我らのシュワちゃんが帰って来たんだから。それだけで私は十分です。
熱い闘志は老いる事は無い
アーノルド・シュワルツェネッガーの俳優本格復帰作で10年振りの主演作。
話題にはなったが、蓋を開けてみれば、シュワちゃんのギャラも回収出来ないであろう大コケ。
おそらくシュワちゃんは来年のラズベリー賞で主演男優賞にノミネートされる事だろう。
数字だけ見れば失敗作かもしれないけど、映画はそれほど悪くはない。むしろ、シュワちゃんが俳優業休止する前に出演した作品(「エ○ド・オブ・デ○ズ」「シ○クス・デイ」「コラ○ラル・ダ○ージ」)よりずっといい。
銃撃戦、カーチェイス、肉弾戦…。見せ場をふんだんに盛り込み、アクション映画として上々。
ストーリーはシンプル。勧善懲悪。
100分強、退屈する事なく楽しめる。
興行の大惨敗は残念としか言いようがない。
護送中に脱走した麻薬王を、田舎町の老保安官が食い止める。
作風はズバリ、西部劇。麻薬王の前にシュワちゃんが立ちはだかるクライマックスなんて西部劇そのもの。国境の田舎町の雰囲気がそれをさらに掻き立てる。
このオールドタイプの作風はシュワちゃんに合う。
かつてはターミネーターばりの強さを誇ったシュワちゃんだが、今作ではちょっと違う。
老いても尚繰り出すアクションは迫力満点だが、さすがに激しい動きにバテバテ。体中も痛い。「年かな」とボヤきながら、老体に鞭打つ。
また、たった一人で戦うのではなく、仲間と共に立ち向かう。
年相応と言ったらそれまでだが、シュワちゃんがこれまで演じてきたどのアクション主人公より人間味たっぷり。
シュワ演じる老保安官レイがこの無謀とも言える戦いに挑む理由は、仲間を守る為、揺るぎない正義感の為。
その熱い闘志は決して老いたりしていない。
韓国の鬼才キム・ジウンのハリウッドデビュー作。
「悪魔を見た」のような衝撃&重量級の作品をハリウッドでも是非!
斬新な内容でもないし、特別最高!…という映画でもないが、この昔ながらのアクションに思いの外興奮。
シュワちゃんの復帰作として無難な好スタートだと思うのは僕だけ?
吹替でも鑑賞。
やっぱり玄田サンの声はシュワちゃんに合う〜。
がんばれ!!シュワちゃん
おもしろい。
「自分たちが住む町には手を出させない」と、FBIも手を焼く凶悪犯に立ち向かう保安官の姿を描く点は、保安官の過去も絡んで正統派の警官物語なのだが、そこはシュワちゃん、がっつりB級映画の王道を行く。
まずは凶悪犯移送中のあり得ない逃走劇。もうこれだけで何でもありの映画だとわかる。爆走する車と、それを止めるためのバリケードを見ると「バニシング・ポイント」(1971)を思い出すが、いかなるバリケードも消失点とはならず力ずくで蹴散らしていく。
英雄崩れのフランクの存在感が弱いが、ほかの副保安官たちはそれなりにキャラが立っている。とくにジョニー・ノックスヴィル演じる武器オタクのルイスが飛んでる。火に油を注ぐようなメチャクチャさだ。ベテラン副保安官フィギーは面倒に巻き込まれるのを嫌いながらも頼りになり、女性副保安官サラもとびっきりの美人ではないが紅一点の掴みどころは外さず爽やか。みんなでどんちゃんやるものだから、FBI主任捜査官役のフォレスト・ウィテカーもさすがに影が薄い。
ならず者から町を守る西部劇の保安官よろしく、まじめに職務をまっとうするシュワちゃんも、加齢を自虐した茶目っ気で笑わせる。
コルベットZR1対カマロZL1というシボレー車同士の戦いも最後は男と男の肉弾戦。歳はとっても若い者には負けぬシュワちゃんのガッツに、つい拳に力が入るのだ。
ある意味健在!
おかえりシュワちゃん!って感じでした。予想以上に満足。
物語の内容も、非常にシンプル。
年老いた保安官がのどかに田舎で暮らしているところに、麻薬の王みたいなとんでもない犯罪者が脱走してやってくる…。という。
年老いた保安官はもちろんシュワちゃん。
ターミネーターシリーズの印象が強いと思われる彼の役者っぷり、
ショットガン片手にバイクでサングラス、とこれるわけはなく笑
あのシュワルツェネッガーも立派なおじさんになって、といった感じ。
目尻が優しいなあ。
そりゃあ、肉体的にも衰えはあるでしょう。
けれども、そんなギャップを感じさせない設定と構成。
素晴らしかった!
ムチムチボディの肉弾戦とかで、もうキターーーとテンションあがって、まんまとやられたーって感じ。
役者ファンでなくても、この人がシュワルツェネッガーさんかあ、と印象にはばっちり残るでしょう。
そんでもって、なかなかに他のキャラたちも見所があって、そんなゴリゴリ爆発アクションでもなく。
どちらかというとかっこいいカーチェイスのが多いかも。
若者が大好きなものを詰め込んだ感じ。
ちょっとした年配も十分楽しめるお決まりもあるよって感じ。
今までにないシュワちゃんを観れました。
R15指定って知らなかったのですが、笑
かなり率直的な描写が多い。エロよりグロ。あの描写は要るのか?とは思うけれども。レイトショーで楽しませて頂きました。
オヤジ万歳
アクションと言えばシュワちゃんという世代には泣ける映画ですね。
見る方もいい年になっているのでシュワちゃんみたいなオヤジになりたいと思いました。
映画は先週250人クラスの部屋で見たんですが今週になって100人ちょいの小部屋で上映されています。
シュワちゃん世代は見に来ないのか?
皆で見に来てシュワちゃんを応援しましょう!!
オヤジ頑張れ!
頑張れ僕らのヒーロー。
変態と老体の砦。
待ちに待った(早くしないと永久に観れなくなったらイヤだし)
シュワちゃん完全主演復帰第一作。
予告を観る限り…えぇ~!もうヤバいんでないの?なんていう
心配を予期させる動きも見せていたけど、まぁ期待通りの内容。
確かに寄る年波に勝てず、必死で老体に鞭打って動いてるのが
明らかに分かるけれど、それでも'80年代の彼らしく頑張ってる。
物語はありきたり、演出も古臭い、音楽は^^;まぁいいとして、
シュワちゃん復帰をとりあえず祝いましょうよ!的なお披露目。
とはいえ、銃器でバンバン!肉弾戦もガンガン!どう考えても
トレーニング期間も短かっただろうし(戻るのに時間かかるしね)
撮影中は怪我もしたそうだから、CG多用は致し方ない…。
かつての勇姿(私は今の顔も好きだけどな)を彷彿とさせながら、
もうあと何年で70歳だよね、、を感じさせる老境の極み。
スタローンとはまったく違うイメージだけど、どちらもこうして
映画界に残って頑張ってくれているだけでも嬉しい限りなのだ。
一応シュワちゃんが目立ってればいいんじゃない?的な作品で、
それなりに脇も豪華に取り揃えられており、といって特に目立った
活躍もせず^^;…というご愛嬌の中、麻薬王コルテスが、ZR1で
他車をかわす走りの華麗なこと!悪いけど主役は車の方では?
特に後半、モロコシ畑で(物語的にはどうでもいい)激走する二台、
シボレーコルベットZR1とカマロZL1、あぁ~高級車が高級車がぁ~
と心で叫びながら、ここではかなり楽しんでしまった。
そもそも冒頭で、町長があんなところに車を停めちゃうあたりから、
誰かが乗ってボロボロになることは、も~見え見え^^;
シュワちゃんがヨロヨロと頑張る傍ら、美しい見せ場は彼ら車が
すべて担ってくれている。いや~、ホント素敵、華麗だった。
そして出てくる銃器の数々。
担うは、あーあー出ちゃったよ、この人。J・ノックスヴィル(爆)
出身地がノックスヴィルだからって、芸名までノックスヴィル。
あのジャッカスシリーズで有名な御方ですね~怖いもんなしの~。
私どうしてもこの人を観ると、BTTFのドクを連想してしまうのだ^^;
(あのギョロっとしたお目目と発明スタント家の一面などからして)
この人が、ここでおバカな検証を行わないはずがない。
今作でも冒頭からバカ連発、ラストスタンドのメンバーに加わって
からは武器オタクの意地を見せ、華麗とは程遠い笑いの場を作る。
シュワちゃん、数々の見せ場に救われること多し!
しかし最後の橋の上での肉弾戦、やはりここで魅せないと!という
シュワちゃんの熱意が炸裂、殺さずに逮捕。国境は越えさせず。の
正義感をしっかりと見せつけ、ラストも余裕尺尺で演じきっている。
(今やハリウッドは、変態と老体で保たれている?美形達も頑張れ~)
これからのシュワちゃん
シュワちゃん10年ぶり主演復帰第一弾!
超おもしろかった。
超超最高でした。
超超超感動しました。
もうド派手にやっちゃってる感があってクレイジーです。
アクション映画のスターといえばシュワちゃんですし見ごたえたっぷりでした。
シュワちゃんは顔が大きいのでやっぱりスクリーン映えするんですよね。
復帰作といっても「エクペンダブルズ」に出演してたり企画的な意味があったでしょ?!
だけどこの『ラストスタンド』は素晴らしくて内容も強さと優しさがミックスしててイイ。
映画を観てるとオチが読めてしまうのがケッコーあります。
しかしこれは展開がわからない。
アクションの中に強烈にいかしたシュワちゃんの仲間がいた事が感動を呼びます!
激しいんだけど手作り感?!のようなあたたかさがあって。
セリフもいちいちセンスがあるし(笑)
微妙なポジションだったけどフォレスト・ウィデカーが出てて嬉しかった。
フォレストの顔見てると落ち着きます。
今回はFBI捜査官で登場しています。
全く新しいシュワちゃんを観れたことに感激すると共に少しだけ泣いた。。。
アクション映画であるので闘うシュワちゃんがどう出るのか?って気になってた。
シュワちゃん特有の両手を下げてどっしりスローに歩く姿がどこか懐かしい。
悪党と殴り合うシーンでは悪役・エドゥアルド・ノリエガに「ジジイ」なんて呼ばれ・・・
ジジイ!ジジイ!と言われ続けながら闘うシュワちゃんに泣けてしまった。。。
シュワちゃんはやっぱり強かったけどね♡
きっとこれからのアーノルド・シュワルツェネッガーの形なのでしょうね。
新しいシュワちゃんの世界がカッコイイです。
偉大なる作品に多数出演してきたシュワルツェネッガーならではの今作は大傑作です。
監督がキム・ジウンで韓国の人です。
遂にハリウッド進出を果たしたその作品が「ラストスタンド」かっけぇ!(あまちゃん風に)
独特なユーモアも織り交ぜてあっておもしろかった。
アーノルド・シュワルツェネッガーのこれからが観れて最高によかったです。
シュワちゃんのアクションだから細かいことはいいんだよ
アーノルド・シュワツェネッガーの出世作は『ターミネーター』『ターミネーター2』で、劇中のマッチョな姿がとびきり印象的。
『ターミネーター』は1984年の作品だが、いまだにそのイメージが強いんじゃなかろうか。
だから本作で映画復帰すると聞いて、わりと眉唾な思いを抱いていた。
なにしろ『エクスペンダブルズ』のカメオ出演時、かつての肉体派が筋肉を落とした姿になっていたのだ。「彼はもうアクション俳優じゃない」と思ってしまった。
ところが本作をみて、やっぱり彼はアクション俳優なのだとわかった。
肉体的に衰えているのは間違いない。
劇中、大丈夫かと聞かれて「年かな(Old)」と答えるなど、シュワルツェネッガーの背景ともダブったセリフがあるが、まぁ、確かにターミネーターのような肉体からは程遠い。
がっしりとはしているものの、ボディビルダー・チャンプであったイメージとは結びつかない。
それでもアクション俳優であることには間違いない。
彼のアクションには汗と血とインパクトがある。
筋肉の躍動が伝わってくる。
無反動に見える散弾銃の射撃にしても、大口径リボルバーの片手撃ちにしても、リアリティを感じる。
ただ本作のシュワルツェネッガー、役どころとしては元ロス市警の麻薬捜査官で今は田舎町の保安官となっていて、両手に対物ライフルを構えて撃つというようなありえない演出はない。
設置式の機関砲が出てくるものの、台座から引き剥がして撃つということもない。観客はそのシーンをかなり期待したと思うけれど、そういうことはやらない。
それでも彼は間違いなくアクション俳優だ。
別にスルーしとけば無事に済んじゃうであろう事態にも、「俺の街を守る」と誇り高き男の姿を見せ、仲間の危機には弾丸飛び交う中も突っ込んでいく。
そんな姿は『エクスペンダブルズ』のカメオ出演時には微塵も想像できなかったくらいだ。
こんな具合にシュワツェネッガーの存在感バリバリの作品なので、彼の演じるレイ保安官と脱走した麻薬王の激突までは割りとテキトー。
「マンガかよ」とツッコミ入れたくなる奇策で移送中に逃走、警備に当たっていたFBIも見当違いのところに走っていってしまう。
逃走用車両のコルベットZR1特別仕様にしても、「つい最近、オートモーターショーで盗まれた」とか。
いや、いいんだ。本作はシュワルツェネッガー保安官がアメリカ-メキシコ国境を守るため、極悪人と激突する映画なのだから。
シュワルツェネッガー保安官の街では、麻薬王の部下たちがボスの逃走ルートを整備して待ち構えているので、そいつらとガチンコ勝負になる。
博物館の骨董品で武装したシュワルツェネッガー保安官らvsバズーカや自動小銃で武装した犯罪者集団。
常識的には勝ち目なし。事実、保安官サイドの人たちは、わりと都合のいい西部劇の様相を見る場面もチラホラ。アンタ、そんだけ前に出たら射界通り過ぎでしょう的なノリになっちゃうんだから。
うん、でもいいんだ。シュワルツェネッガー保安官が散弾銃をバンバン撃ってくれるんだから。ほら、『ターミネーター2』のラストを彷彿とさせるでしょ。だからいいじゃん!
むしろ麻薬王とのガチンコのタイマン勝負の方が見物。
正直、チェイスはセンスないと思ったが、やはり肉弾戦はカッコイイ。
そんなシュワルツェネッガー保安官に「終わってる」とかいう麻薬王がイケナイ。ボコボコにされても仕方あるまい。
予告編でも見せているが、バックドロップとか、保安官の逮捕術じゃないよね、それ。
まるで某メトロシティ市長。パイルドライバーじゃないからってインパクトは変わりませんよ?
しかしまぁ、ここまでやってくれたら拍手喝采するしかないじゃないか。
一つ難癖つけるとしたら、映倫区分がR15+ということだろうか。
なんか無駄に残酷な描写を挿入するので、そこさえマイルドにすれば全年齢対応になったはずなのに。
とっても惜しい。
では評価。
キャスティング:8(アクション映画でアーノルド・シュワルツェネッガーが出てるんだからいいでしょ)
ストーリー:6(シュワツェネッガー保安官に極悪人をぶつけてくれたらそれでいい)
映像・演出:8(同じところで狙撃したら反撃食らって死ぬだろうとか文句言わない。シュワルツェネッガー保安官が戦ってるんだもん。素直に拍手だ)
チェイス:6(スピード出てるわりに無茶な場面がチラホラ。そこで降りたら死ぬんじゃ・・・みたいな)
肉弾戦:10(シュワルツェネッガーのブレーンバスターも見事なら、敵役のサブミッションとかリアルな殺し合いが迫力満点)
というわけで総合評価は50点満点中38点。
アーノルド・シュワルツェネッガー復帰映画として楽しく鑑賞しよう。
面倒くさいことは放っておいていい。彼のアクション・シーンは間違いなく楽しいから。オススメ。
文句なしのアクション作品です。
アーノルド・シュワルツネッガーさんがとてもいい歳のとり方をしています。
自分達の町は、自分たちで守るという、西部開拓時代からのアメリカの伝統と、シュワルツネッガーさん自身の移民としての誇りが色濃く反映された作品です。
ハリウッドのアクション映画ですから、莫大な火薬と弾丸の量は、予想通りで、銃規制が論議されている昨今、賛否はあると思いますが、そこは、シュワルツネッガーさんの八面六臂の活躍に免じて、良しとしましょう。
とにかく、スカッとする作品です。
良かった。
こういう単純におもしろい映画をみたかった。ちょっとグロいシーンもあるけど元々西部劇なんだから良いのだ。こういう映画って絶対に大事だ。別にシュワルツェネッガーファンとかじゃないけど、そんなことはどうでも良い。
最高!時間もっと長ければいいのにって思った。
おかえり!!!!!!シュワちゃん!!!!!!
はー、面白かった!久々に捻りのないドノーマルなアクション観たって感じです。
往年の80年代アクションのあの感じ想像してもらえれば分かっていただける感じにドノーマルなアクションの感じです。
シュワちゃんの本格復帰作ってことで大分丁寧に脚本を練ったんだろうなあ、てことは想像に難くないです。
トリッキーでも斬新でもないけれど、本当細部が丁寧なんですよね。悪党の設定もシュワちゃんの周囲の人物相関も立地条件なんかもちゃんと描き込んでるんですよ。
こういう安定した内容だとこっちも安心して観賞できますよね。
まハリウッド的にはそこまでの大掛かりな予算って訳じゃないんでしょうけども。
やっぱそれでもカークラッシュの乱発だけで胸がすきます。
銃ガンガンぶっ放してくれるだけでワクワクします。
血飛沫舞ってくれるだけで嬉しくなります。
それにそれに!クライマックスはシュワちゃん頼みの肉弾戦なんて!もう!最高じゃないですか!お爺ちゃんの年齢軽く入ってるのに!オールド!
いやー楽しかった!もっとこういうの観たいですね!
気を衒ったの映画ばっかじゃなくて、もっと創ってよこういうの!て感じで。
おかえり!シュワちゃん!
素晴らしい!
今年のアクション映画でも相当な傑作の部類に入るし、シュワの映画でも3番目くらいに面白かったかもしれない。とても面白かった。
最近『コマンドー』『ゴリラ』を見返してこの映画に臨んだ。シュワ全盛期の代表的アクション映画では勇敢な男による豪快な破壊が描かれとても楽しい作品だったのだが、緊張感はさっぱり描かれていなかった。『ラストスタンド』では緊張感あふれる壮絶な撃ち合い、友情、勇気が描かれとても感動的だった。シュワが年老いて弱ったため、スリルや緊張が描かれやすくなったのかもしれない。
カーアクションや格闘もとても見ごたえがあった。敵では、銃撃戦を仕切っていたおじさんがとても憎らしくてよかった。味方のボンクラたちもとてもよかった。
モロに西部劇
トム・クルーズ主演の「アウトロー」は西部劇テイストの、とても面白い作品だったが、本作もそれに劣らぬ面白さである。
西部劇っぽさではこちらの方が上。
自動車を馬車に替えればそのまんま西部劇ですから。
ストーリーも至ってシンプル。分かりやすい。観ていて疲れない。ストレートに面白い。それでいいと思う。
ごちゃごちゃ能書き並べて分かりにくくするよりずっと良い。
なぜなら映画館に映画を楽しみに行っているのだから。
シュワちゃんの演技は…まぁ仕方ないかなっ!?
この何か半笑いになっちゃう感じも憎めなくて楽しいじゃないですかっ!!
気軽に観ることが出来て、分かりやすくて面白い。
エンターテイメントとしてはそれで十分満足です。
巨額の製作費をかけて作ったシリーズ物よりも、本作のほうが面白く感じてしまうんだから、映画って難しい。
観る側にとって興行収入とかは関係ありませんからね。
とにかく観てみなければ、どんな映画か分かりませんし…。
きっと本作は誰が観ても楽しめるんじゃないかなと思います。
しかしマグナムを至近距離から撃ったらあんなもんじゃ済まないだろ!?というツッコミどころも有りますが…
とびきり出来の良いハンバーガーみたいな映画
言わずと知れたアーノルド・シュワルツェネッガー主演復帰作にして、
『グッド・バッド・ウィアード』『箪笥』のキム・ジウン監督ハリウッドデビュー作。
いや、面白かった!!
歳を取ってもシュワちゃん大暴れ!
肉弾戦こそ少なくなったが、ショットガンをガンガンぶっ放して敵を薙ぎ倒す。
年齢を笑いのネタにしつつ、勘の鋭さやリーダーシップをあちこちで発揮したり、
ヒロイックに仲間の救出に駆け付けたりと、主演の名に恥じない堂々たる存在感。
ズガガガガッと機関銃乱射した後に
「ウェルカム・トゥ・ソマートン……」
と捨て台詞を吐くシーンにシビれた。
これだよ、こういうシュワちゃんを待ってたんだッ!
歳を取ってもだいじょうV!(←古い)
序盤でキャラ説明や伏線張りを行い、中盤で敵の凶悪さをアピールしつつ
主人公VS悪党の構図を作り上げ、終盤で戦闘準備→大銃撃戦、
最後はもちろん肉弾戦で締めるという、
ハンバーガー並みに王道な作りのアクション映画。
いや、たかがハンバーガーと舐めてはいけない。言うなれば本作は、
素材をひとつひとつ丁寧に調理した、とびきり出来の良いハンバーガーだ。
まずサブキャラの描き方の上手さ。
ヒマ過ぎて銃で遊ぶ副保安官2人、自堕落な元カレを留置所にぶち込んだばかりの副保安官、
エキセントリックな銃器マニア(なにげに親日家)、出し抜かれっぱなしのFBI捜査官、
牛乳にこだわるクリスティとカフェののほほん常連客、
あとサラザー夫人(爆)。
出番の少ないキャラにも何かしら印象に残るシーンを用意している細やかさが好印象。
特に前半、とある人物が退場してしまうシーンでは泣きそうになってしまった。
歳を取るとどうも涙もろくなっていかんのう(←28歳)と思ってたら、周囲からも鼻をすする音が……。
出番の少なかったキャラにこれだけ感情移入させるって、結構スゴい事だと思う。
そして目を引くアイテム群。
車好きでなくても『おお、カッケー』と呟いてしまいそうな
コルヴェットZR1は劇中の言葉通り、バットモービルばりの存在感!
“ナチ殺しのヴィッキー”を初め、妙チキな武器や装備がわんさか登場する点も楽しい。
キャラが繰り出すトボけた笑い、面白い小物、そしてアクションを上手にちりばめたお陰で
語り口に淀みが無く、飽きが来ない。とにかくウェルメイド!
シュワ主演復帰作として大・大満足の出来です。
〈2013/4/26鑑賞〉
全91件中、61~80件目を表示