「復帰作がいきなり傑作娯楽」ラストスタンド しんごりらさんの映画レビュー(感想・評価)
復帰作がいきなり傑作娯楽
年だしじいちゃんだし、もう全盛期のシュワちゃんみたいなのは期待できないと思ってたけど、それでもやっぱり映画界に帰ってきてくれて嬉しかったから楽しみにしての鑑賞。
確かに年も年で、往年の無敵さはない。実際無敵なんだけど笑
でもその年相応?それでも強いんだけども年を隠さないアクションが少し笑えて可愛くて、新しいシュワちゃんを観れた気がする。
新しいんだけど、でも昔のハリウッドにあった楽しさがここにはあって、無駄なCGや無駄な尺伸ばしや無駄なシーンがない。
敵も気持ちいいぐらい憎い悪を演じてくれてこれまた良い。やっぱり悪役に魅力がなければ全然面白くない。
MIシリーズとかがそれに当てはまって敵になんの魅力もなくて面白さ半減なことがあるのは残念。でもこのラストスタンドはそんな鬱憤を晴らしてくれた!
登場人物は皆魅力的で、すぐに感情移入できる。
そしてストーリー本題への入り方がなんとも上手い。
二つの異なるシーンを対比させてるあたりは飽きさせないし、ドキドキさせられる。
シュワちゃん映画のシュワちゃんありきというより、しっかりとした一本の映画の中の登場人物にシュワちゃんがすんなりハマってる感じ。
表現しづらい所だけど、そういうシュワスーパヒーロー!あとはお飾り!っていう安っぽいものに収めてないところがよかった。
これからのシュワちゃん作品に大きく期待が持てる作品でした!
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