「愛と希望がある」ル・アーヴルの靴みがき osanさんの映画レビュー(感想・評価)
愛と希望がある
愛がある。希望がある。優しさがある。眼が未来に向いている。
ああ、映画だなあ、と実感できる作品。
そうそう、やっぱり小津安二郎の世界観が見て取れるとね、ってところで、日本人である自分にも共感しやすい。
他方、西欧の移民問題については共感というと厳しい。
西欧とアフリカとの歴史的関係を考えると、思いやりのない世界がそこに存在しているように感じる。ボタンを掛け違えていませんか、西欧さん? と言いたくなる。
1つのヨーロッパ共同体などと悦に入っていらっしゃるが、アフリカや中東は違うのかい? と問いたくなる。
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