「取り分は10ポンド」セクシー・ビースト 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
取り分は10ポンド
本作はスカーレット・ヨハンソンが主演した『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』の監督による長編映画デビュー作、何となくガイ・リッチー案件かと思える雰囲気も漂いながらテンポが違うのかな。
イギリスの元ギャングが引退してスペインの別荘でのんびりと暮らす中で仕事の依頼が舞い込みながら断っても断り切れない状況が物語の半分を占めながら、手が混みすぎな強盗計画に唖然とさせられる。
散々な罵詈雑言を浴びせられるレイ・ウィンストンの気弱に見えてしまう姿に滅茶苦茶なベン・ギングスレーとの掛け合いがコメディ色強めで、犯罪ドラマとしての緊張感は感じられずに。
JAIHOにて鑑賞。
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