ゾンビ・ヘッズ 死にぞこないの青い春のレビュー・感想・評価
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森の中に放置された車中で目覚めたマイクは記憶を失っていた。小屋を見...
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森の中に放置された車中で目覚めたマイクは記憶を失っていた。小屋を見つけて助けを求めるが中からショットガンで撃たれて絶命・・・と思ったらなかなか死なない。逃走しながら周りにいた連中に声を掛けるも無反応。そこにブレントというチャラい男が馴れ馴れしく声をかけてきた。連中も自分たちもゾンビになってしまったが自分達だけは人間としての意識が残ってるらしい。ポケットから指輪を見つけて彼女にプロポーズするはずだったことを思い出したマイクはブレントとともにヒッチハイクで彼女の家を目指すが背後には謎のゾンビハンター達が迫っていた。
無名の役者陣による低予算ゾンビコメディですがこれがなかなかの秀作。一途な恋物語であり、ゾンビ映画の肝である大切な人が大切な人でなくなってしまう悲哀もしっかりあり、一期一会と別れが切ないロードムービーにもなっている。ガッツリ気合の入ったグロい残虐描写を散りばめながらも思わずジンとくる味わい深さがあり、それでいて軽快でアメリカンな青春譚でした。
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