劇場公開日 2012年5月19日

虹色ほたる 永遠の夏休みのレビュー・感想・評価

全23件中、21~23件目を表示

4.0独特の絵

2012年5月29日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

知的

難しい

アニメでやりたいことをやった作品なのでは。

すごく作品、という感じだった。
絵はすごく独特でしたが、全体的には面白かった。

時系列の説明が少なくわかりづらかった部分があった。
子どもにというより大人向きのアニメ。

走っていくところには賛否両論あるみたいだったけど、私はすごく好きでした。

美術館で絵画を満喫した気分だった。

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しま公

4.5ほのぼのと懐かしい

2012年5月24日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

単純

幸せ

昔にタイムスリップし懐かしい田舎の風景。
特撮なしで映像も昔ながらのほのぼのとしたアニメ。

最近ほたるも見てないし、カブト虫もいなくなったな…なんて思いながら、忘れかけていた何かを思い出させてもらえました。

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たろ助

5.0どこか宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」のような切なさも感じた。

2012年5月19日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

漫画原作の大ヒットアニメを作り続けてきた東映アニメーション。
かつては「長靴をはいたネコ」「龍の子太郎」など良質の長編アニメ映画も手がけていた。その東映アニメの30年ぶりの長編アニメ映画。
CGは一切使わず昔ながらの手描きで作り上げた本作品、社長はじめ社員スタッフの熱い想いがこもった出来映えです。

2001年の夏休み、小学六年生のユウタがカブトムシ捕りに一人で出かけたダムのある山奥で体験する不思議な出来事。
ユウタは1977年のダムの底にあった村に迷い込んで、村の少女さえ子や少年ケンゾー、おばあちゃんたちに温かく迎えられて、カブトムシ捕りやホタル狩りなど楽しい夏の一時を過ごす。しかし、この村はもうすぐダムの底に沈み、ユウタにも別れのときが来る。
一年前に父を交通事故でなくしたユウタ。カブトムシ捕りは父との果たせなかった約束であり、ホタルも父が昔見たと聞いていたもの。
村の風景が郷愁を誘い、ホタルの群舞の美しさにも心惹かれるが、彼を従兄妹として迎えてくれたさえ子への淡い恋心と悲しい真相に胸が締め付けられ、最後は涙した。原作は川口雅幸氏。どこか宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」のような切なさも感じた。

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