「少しハードルを上げてしまったかも…」エージェント・マロリー 白波さんの映画レビュー(感想・評価)
少しハードルを上げてしまったかも…
冒頭のの喧嘩ががっつり。
殴り合いから始まって、銃を撃ったりグランドに持ち込んでから腕ひしぎととても高度。もはや喧嘩の粋を超えてます。
それもそのはず、彼女は格闘技好きは皆知っているMMA戦士。
プロデビュー戦が39秒KOのマジモノです。
驚くのが女優として違和感がないのですね。何というか風格があります。
物語は序盤から伏線張りまくってて全くわからんちんでした。
そんな中、音楽は渋めでセンスがあります。
構成は少しお洒落目ですが、非常にじっくりとしたつくり。
その探り合いが見どころなのですが、ひたすら逃走劇であまり起伏がなく、後半はちょっと食傷気味になってきちゃうんですね。
アクションも総合よりになってしまい、どうしてもこじんまりとまとまっている印象です。
ソダーバーグで、キャストがやたら豪華で、何だか少しハードルを上げてしまったかもしれません。
終わってみると、ジーナ・カラーノの企画ものって感じになってしまっていました。
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