ゼロ・グラビティのレビュー・感想・評価
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バックグランドは美しい地球
常に地球の美しい姿が目にうつる。
美しさの隣には漆黒の宇宙が広がり、そこは無の世界なんだなと感じた映画。
3Dで大画面で見るべき映画だと思った。主演のサンドラブロックの美しい肢体と演技も良かった。登場人物はほぼ1人。呼吸音だけが耳に残っている。エンディングは実にアメリカらしい、努力して目的を自分の力で掴み取るという前向きなもので、ほっとした。
宇宙空間疑似体験
IMAX3Dで鑑賞。
驚くべき映像、音響体験!!
今までこんな感覚になる映画はなかった。
宇宙空間を疑似体験しているかのよう。
とはいえ宇宙の映像がキレイ!宇宙ステキ!
ということではなく、
ハラハラドキドキするという意味での疑似体験。素晴らしい体験ができました。
ストーリーは、
宇宙遊泳中にトラブルがおこり、
ひとり生き残った女性科学者が
命からがら地球に生還する!という単純なもの。
したがって、何か考えさせられる映画が好きな方には響かない可能性もあります。
映画開始の約15分後からトラブル発生し、
ホラー映画によくあるドキッ‼︎っとする爆音とともに死体の映像で恐怖心をあおられ、
窒息寸前でパニック、
身体がグルグル回転して乗り物酔い寸前、等
心臓弱めの方はつらいかもしれません。
鑑賞後、生の喜び、その生がある地球と生きる意思の力強さを感じるともに、
宇宙は人間が行ってはいけない場所なんだな、と思ったのでした。。。
エンターテイメント!!
圧倒的な映像にアトラクションのような乗り物酔いの感覚を覚えた。
こういった映画でストーリーに言及するのは御法度だろうが、やはり内容は薄い。シンプル。しかし、それをカバーして余りある映像に満足せざるおえない感覚にさせられる。鑑賞中、何度も身体に力が入ったせいか鑑賞後疲労感さえあった。3D映像の今後が楽しみになるような映画でした。
なんやかんやで良い方向にばかり進んでいくので、ラストでワニに頭がぶっと喰われれば面白いのに!と友人に言ったら罵声を浴びせられた。
グラビティ
ずっと精神が張りつめた状態で観ててひどく疲れた。宇宙こわい。
音楽がかなりすごい。終わりのない広い場所で孤独でいることへの恐怖感を煽る。
スピンオフ作品Aningaaqは後から観たほうがいいのかもしれない。
私は先に観て、主人公のライアンは死ぬもんだと思ってたから生きててびっくり、よかったなぁって感じ。
素晴らしい映像!
とにかく映像がすごい!今までに観たことのない映像で、あれほどの臨場感を感じられる映画はあまりないと言っても過言ではないくらい。同時に、ライアンが困難を乗り越え生まれ変わる様を、生命の誕生と進化に掛け合わせているように感じた。ISSに逃げ込み、二酸化炭素が充満した宇宙服を脱ぎ捨て、気を失うシーンは、ライアンが母体の中の胎児のようだった。ラストシーンも、海から這い上がり自分の足で大地を踏みしめる様は、大昔、魚が海を離れ陸地へと上がっていくという生命の進化を暗示させるようだと感じた。
劇場で観よう!
IMAX 3Dで観ましたが、その価値はありました!
衛星で作業中の科学者と宇宙飛行士が、事故に巻き込まれ、
地球に帰還すべく、奮闘する物語。
重力がなく、空気もなくて音もない宇宙。
あるのは、息を飲む美しさで目の前に広がる地球の姿。
地上のNASAや、回想シーンも一切入らず、
宇宙空間と、3人の俳優だけですが、
90分の映画があっという間でした。
原題はゼロの付かないGravityですが、
帰還後地球の重力になれずに
よろけるサンドラ・ブロックが踏みしめる一歩に、
観客もGravity(重力)を感じるのでした。
映画を観た後にメイキングを観たら、
サンドラ・ブロックの身体能力に感動しました。
なんとももどかしい
2D 字幕版を鑑賞
スリルがあると言っていいのか、無重力状態での姿勢制御がなんとももどかしい。
真空上の死体はあまり見たいものではないが・・・
実際、ああなるのか?
気になった点としては、
・事故の経緯が乱暴すぎ(実際にありうる話なのか)?
・ISS、中国のステーションは何故無人?
・宇宙空間では筋力が衰えると言うが、サンドラブロック、筋肉質だったような・・・
宇宙遊泳を疑似体験できる感じで、その点ではスクリーン鑑賞が適当と思う。
こんなもんかな。
ラストのシーン。
主人公が地球に帰還した際、母なる地球の根源である水に救われ、土と水の匂い、そして大気を通して感じ陽の温もりに酔う描写が、この映画の全て。祈るべき神や護り護られる物を持たない主人公だからこそ、このシーンが引き立った。
尺が短く、間延びしない点は評価できるが、宇宙空間の描写が綺麗だとか、孤独感や恐怖感を共有できたとか、夜景が綺麗だといった事は、あまり感じられず、むしろ、作りの荒さと、ご都合主義的な構成が見苦しく感じた。
この作品を、アトラクションやエンターテイメントとして愉しむならば、大スクリーン+高価なオプションで鑑賞すると良い。逆に、リアリティを求めるかたには、オススメは出来ない作品。
蛇足。
ラストシーンに、水と土と太陽に母性を感じるかのような描写を持ってくるなら、宇宙空間、特に環境制御が無い宇宙空間の凶悪さを、宇宙服を破られた遺体や空間を漂う遺品から示して欲しかった。タイトルが、ゼログラビティであること。映画冒頭に、宇宙空間での温度の説明が入った事から、過度に期待していた点。
死と再生を描く体験型宇宙巨編
バベルの塔の逸話になぞらえて、子供に先立たれたサンドラブロック扮する宇宙飛行士が宇宙空間での事故に巻き込まれて、地球に帰還するまでに人間の再生を描く。
所々宇宙での描写としておかしくない?という点は見られるが、はっきり言って全体の出来と表現しようとしているテーマとの関係性から言って些細なことなので気にならない。
是非可能であるならIMAXシアターなどのリッチな環境で視聴すべき。
劇中の様々な表現からは色々と読み取れる含みを持っていると思うのでその部分も楽しんでもらいたい。
ISSで宇宙遊泳服を脱いだ時のポーズ、主人公が次々と移ることを強いられる言語環境の遷移、冒頭で修理していた衛星、大気圏突入中になぜ通信が通じて何を会話したか、どこへ着陸したか。全てに意味があったように思えました。単なるスペクタクル巨編と本作を捉える人も多いと思うが丁寧に見ていくと抽象的な意味に溢れた味わい深い作品である。
ヴァーチャル宇宙
映像が美しいぞ!…この前評判だけで見に行く。
レンタルDVDで十分級の作品が多く、最近映画をあまり見ていなかった。しかし、映像が美しいことを売りにしているのであれば…と思い映画館へ。奮発して3Dで。
ストーリーは単純。
最初の内は盛り上がりも無くて、このまま90分耐えられるのか…と感じつつ、数度睡魔が襲ってきた(少し意識が飛んだ)。
ライアンの再生の物語ではあるのだが、ライアンという男性名も軽い扱いだったし、心情の転機となるところもはっきりはしなかった。
再生を生まれ変わりと考えれば、それを感じさせる映像はたくさん散りばめられていた。たびたび出てくるケーブルは胎児と母親を結ぶ臍帯のようだし、帰還用の乗り物はまさに子宮。海(羊水)の中から、最後のシーンへ…。最後、重力(=原題の「gravity」)に抗いながら立ち上がろうとする姿は、子どもが立ち上がる姿そのものだ。
たしかに映像は目を見張るほど美しい。
美しさがありすぎて、宇宙の孤独さ(そして、その恐怖)が際だった感じ。
でも、ストーリーがないから、遊園地のアトラクションって感じもする。
3Dで見た方がやはりよいと思うけど、引きで撮影した浮遊する宇宙飛行士は、まるでお人形さんのようであった。
最後に、2200円の価値はあるかないか…。
高すぎる感じがした。
でも、2Dでは、映像の美しさがあまり感じられないかな。
苦しい。
3Dでなければ絶対に堪能できないといえるほどの映像美。宇宙はきっとこんな感じなのだろう、という感覚を楽しめる。浮遊感も素晴らしいし、スピード感と制止している、このオンとオフ。そこに轟音と静寂という音のオンオフも重ねることで、登場人物や背景の少なさをむしろ、効果的に見せている。
ただプロローグから本題に入ると、すぐに酸素残量の話。私的には呼吸について過敏に反応してしまうので、苦しくてたまらない。
いろいろと気を紛らわせようとマットが音楽をかけたり、他愛もない話をするのだけど、ライアン博士の耳に入らないのではないか、と思うほど呼吸が気になってしまう。少なくとも見ている私はほとんど聞いていられなかった。
さらに数人いたキャストが15分後くらいにはたったふたり。広大な宇宙の中でふたりだけが小さく揺られている。さらに数分後には、あっけなくひとりきり。こんなにも広い宇宙だからこそ非情なまでに孤独を感じさせ、それが針のむしろのように痛く苦しい。
3Dだからこその臨場感なのだろうけど、鑑賞後は苦しい印象だけが残った。
主人公タフかよ
地球ついてすぐ立ち上がれるって主人公すげぇな
むりやろ、と思いました。
あとは尿意との戦いでした。
サンドラブロックが地球に帰るか、私が漏らすか、負けられない戦いがそこにはありました。
ゼロ グラビティ
Zero Gravityを見てきました。3D画面を前方4列目中央で見たので、迫力が楽しめました。
衛星破壊による無数の破片(デブリ)の宇宙ステーション衝突がモチーフ。
中国は2007年1月11日に、自国の気象衛星を標的に衛星破壊の実験を実施した。
中国の衛星破壊実験の標的となった気象衛星「風雲1号C」は、1999年打ち上げ。高度約850kmのまさにもっともデブリが稠密な高度の極軌道を周回していた。破壊実験の結果、風雲1号Cはレーダー観測可能な400個以上の破片に分解した。レーダー観測不可能な微細な破片は数万個以上発生したと推定される。
発生したデブリは、元の軌道に留まるわけではない。与えられた初速によって軌道傾斜角も、軌道高度も変化する。さらに、地球が完全な球ではないことから発生する摂動によって地球全体を覆うように拡散していく。実際、風雲1号Cの破片の一部は、国際宇宙ステーションが利用している高度400km程度まで地球に近づく軌道に入ったことが確認されている。
実験を行うことによって、中国はアメリカに対して「いざとなれば衛星破壊も辞さないし、そのための手段も持っている」というサインを送ったわけだ。それは同時に、中国が将来的にアメリカに対抗する超大国を目指すという意思表示であり「だから我々の意志を尊重せよ」という無言の要求でもあったわけだ。
しかし、国際社会は「中国は、自国の利益のためにはスペース・デブリの放出のような、人類全体の未来に有害なことであっても行う、無神経な国である」と受け取ったのである。そして同時に実験は全世界に対して「中国は何をするか分からない、無神経な国だ」というチャイナ・リスクを強く印象付けることとなった。
この映画では、ロシアが不要になった自国の衛星を故意に破壊したことが発端という設定になっていて、ロシアが悪者。拍子抜けだ。米ソは冷戦が終わる頃1985年に"破壊実験はしない"という申し合わせをしているので、ロシアが衛星破壊をすることはあり得ない。
最後のシーンは、中国の宇宙ステーションに避難してカプセルで地球に帰還。最後の字幕に、何かのDirecter,James Liu という中国系の名前を見つけたが、中国の強い影響が感じられて、日本人にとって(ロシア人にも)釈然としない映画だった。
宇宙遊泳する感覚。
3Dで鑑賞。
映画を観ながら宇宙空間を浮遊する、新しい感覚を味わえた。
デブリ群がクラッシュするシーンなど、特に宇宙空間でのハプニングシーンは圧巻で、グルグル動くカメラワークも鳥肌もの。とにかく、映像がすごかった。
宇宙、、行ってみたいけど、怖いんだろうなあ。
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