ゼロ・グラビティのレビュー・感想・評価
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無重力というエイリアン
宇宙と言う特殊な環境における、人間の命の儚さ。
だからこそ命が尊いと言う事を嫌でも実感できる、サンドラ・ブロックの演技と感動的なエンディング。
そんな生命の悲喜こもごもを味わえる作品でした。
自分も宇宙で漂流している様な錯覚を覚えるくらいの映像表現も素晴らしかったけど、CGを用いる必要の無い地球の自然を描写した映像も素晴らしかった。
まさにリアルとファンタジー。
映画館で3Dで観るべき映画だ!
登場人物も少なくストーリーは至ってシンプルだが、無重力空間での人の動きや人工衛星の破片との衝突など、臨場感溢れる映像及び音響的な演出はすばらしい!映画館で3Dで観るべき映画だ。また、宇宙飛行士としてはどうかと思うがサンドラ・ブロックの鬼気迫る演技も迫力ありドラマに引き込まれた。
軽口さえも愛おしい世界
これは凄い。
噂には聞いていましたが、まさかこれほどのものだったとは・・・恐れ入りました。
美しい、けど、息苦しい。
これが宇宙と言う空間なんですね・・・。
たかだか映画、されど映画。
貴重な宇宙空間の疑似体験、大いに満喫させていただきました。
最近は3D上映にあまり魅力を感じなくなっていましたが、こう言う上質な映画を作ってくれるのであれば、まだまだ3D映画も捨てたものじゃないですね。
この迫り来る臨場感は、過去の3D映画とは比較にならないぐらい、秀逸だったと思いました!
また、映像だけでなくサンドラ・ブロックの演技も本当に素晴らしいものがありました。
彼女の息遣いや台詞回し等も含めて一つのアトラクションムービーとして成立している映画と言えるでしょう。
それにしても、こんなにもジョージ・クルーニーの軽口が愛おしく思えてしまうとは・・・。
宇宙は本当に美しい、でも宇宙って本当に恐ろしい、そして孤独な世界なんですね・・・。
圧巻の映像
通常の劇場3Dにて鑑賞。
冒頭のタイトルからの、本編への引き込み。
素晴らしい。
見ていてこちらがふっと息を詰まらせる。
そして様々な3Dを生かした演出。
これはIMAXじゃないとだめだなーとおもった。
ストーリーは単純。特にそこに意味を求めてはダメな、年末公開がぴったりな娯楽映画だとも思う。
でもこの勢いや映像美、音。
映画という媒体で、映画館という場所でしか体験できないものとしては、映画としていいかもしれない。
エンドロールを眺めながら、宇宙はやはり「冷たい方程式」でしか生きていけない、論理的な空間なのだなあ。と思った。
映像に引力がある
IMAX3Dにて鑑賞。
冒頭から、映画に入り込んだかのような感覚を味わいました。まるで、宇宙空間を体験したかのような映像です。
人工衛星の残骸から、サンドラブロックの涙まで、3Dでコレを表現したかったのだろうと思える要素がたくさんあります。
無重力空間で格闘した後の、重力に耐えて笑う姿も、とても清々しく鑑賞できました。
物語は、漂流の話なので…
でも、ソユーズの中で全てを諦めてからの、地球に帰還するまでのサンドラブロックの表情の変化は、グッときた。
ソユーズの殻に閉じこもって何もせず諦めるか、やれるだけやって自ら受け入れる結果を作るか、宇宙漂流からの帰還間近に、主人公の辛い過去からの成長が見てとれる。
鑑賞するなら、是非3Dでどうぞ。
無重力パニックサバイバル
いやーもう、緊張見過ぎて筋肉痛になりそうな映画でした。
とにかく、手に汗握り、力が入りまくり。
ジェットコースターに乗ってるかのようでした。
正直、登場人物2人だけだし、もつのかなって心配でしたが
いやいやこれが何とも成立してるんですね。
始まり唐突で少々、戸惑いもありますが・・・。
何より思ったのは2人のギャラよりあのCG、VFXの方が
絶対に金かかってるに違いないって事(笑)
まあ、それくらい凄い映像でした。
2Dでしたけど、3Dだともっと筋肉痛になったかも。
観れる方は3Dをお薦めします。
とにかく、映像に驚きです。
文字に出来ないくらい凄い。
まずは観る事をお薦めします、
足がガクガク
同監督の「トゥモロー・ワールド」を鑑賞した時、凄い作品と感心したもので、今作にも興味を抱き見に行きました。
もう驚きです。
この映像はもはや『体験』です。
眼下に広がる地球の美しさに興奮し、
神秘的な宇宙に孤独を感じ、
漆黒の闇に恐怖を覚え、
深海へ沈み込むような絶望に陥る。
CG云々の話では無く、見せ方が上手いのです。
とにかく映像の臨場感に圧倒され、堪能しました。
物語はご都合主義ありきです。
そこを気にすると、楽しさが半減してしまいます。
それでも、主演二人の演技は見応えがあります。
特に、サンドラ・ブロックさんの熱演は、まるで宇宙にいるような息苦しさを錯覚する程に引き込んでくれました。
また、いい塩梅にシェイプアップしているので画面が映え、「エイリアン」の「シガニーウィーバー」を彷彿とさせてくれます。
それにしても、どうやって撮影しているんでしょうかね。
恐るべしアルフォンソ・キュアロン監督。
アトラクション好きの方にオススメです。
「地球なんて大っ好き!」
私たちのこの平穏な日常生活はこの地球の上で成り立っている。
地球が一番安全な場所なのである。
帰る場所は地球しかないのである。
たとえ悲しくて辛い思い出しかなくてもそれでも必死になって、
死に物狂いになって何が何でも帰りたいのである。
宇宙空間の恐怖と
地球の存在。
それらに比べてとてもちっぽけな存在の1人の人間の生きる執着と
たくましさ。
人はどんな状況においても「諦めず、力尽きても行動しろ!」
ということをこの映画は
宇宙でのリアルな映像体験で教えてくれたような気がします。
大絶賛の中での・・・
確かに凄い!!!の言葉しか見当たらない!!!としか言い様がない所だが… 宇宙船のノウハウは全く持って知る由もない訳だが… 果たして映画作品の評価としては,如何なもんでっしゃろうか? ジョージ・クルーニーとサンドラ・ブロックとのやり取りは,非常に学び&面白みを感じられた部分はあったが… 一つの映画作品として辛口な言い方をすると,あまり“名作”の作品として残るものでは無く、只単に凝りまくって&お金が掛かってるのかい?としか言い様がないと言う自分のレビューである・・・
ハラハラ
内容は宇宙船外でトラブルが起きて、飛ばされて、なんとか戻って、生還する。という単純なものです。
心に響く内容ではなく、どちらかと言うとアトラクション的な映画なので、映画館で3Dで見るべきです。
かなりドキドキハラハラが体感できました。
この世で一番広い密室劇
いやぁ、すごい映画だった。
この世で一番広い密室、宇宙空間で繰り広げられる考えただけでもおそろしいシチュエーションだ。
登場人物は2人だけ。
上映時間の間、ずっと息苦しくてしかたがなかった。
主演のサンドラ・ブロックはいうまでもなく、どんなトラブルにもユーモアと冷静さであたるジョージ・クルーニーがかっこよすぎるぞ。
今年観た映画て、1、2を争う出来映え、
この作品こそ真っ暗になる映画館で楽しみたい。
とにかく観ろよ、間違いなく楽しめるから。
映画館で見るべき作品だと思います。
宇宙の話だとは知っていて見ましたが本当に宇宙のシーンだけであんなに話がもつとは思ってませんでした。映画館全体が終始、静寂していて緊張状態でした。無音が特徴ですが、時に大音量になったりして、とても心臓に悪かったです(笑)あと人目線のカメラワークに変わるとその人になりきったように、音の響き方も違くて感心しました。
宇宙なんか大嫌い
邦題はゼロ・グラビティ。原題はGRAVITY(重力)。無重力と重力は意味が異なる。絶望と希望くらい違うかもしれない。それでも邦題はゼロ・グラビティでよかったと思う。なじみのゼロが付いていることで安心できるから。本作は91分みっちり宇宙とISS、ソユーズ、神舟を体験できる。最近2時間超の作品が多いようだが、この内容を2時間超では疲れる。91分でも疲れないように緩と急、静と動がタイミングよく組み合わされている。ライアンの娘との回想を入れたくなるところだろうが、そんな余計なものはこの緊張感の中に入り込む余地はない。ライアンが宇宙服を脱いで胎児の姿勢になるのはマトリックスのスコーピオンキックと双璧の美しいフォルムだ。
映画館と3Dでみるべし。
よく、知り合いに映画の話をするとブルーレイで見るよとか、言う人が居るけど、この映画は、映画館で3Dで観ないと世界観がたっぷり浸れないアトラクション感がある映画だと思います。
大気圏突入時の摩擦熱で燃え尽きる映像が、とても綺麗でアートに感じるのは私だけでしょうか?
行ったことないのに「リアル!」と思わされる
空気がないから音が聞こえない。この問題にここまで正面から向き合ったSF映画があっただろうか。本来迫力を出すための音響効果を排除することで、逆にリアルという迫力を作り出した。
ストーリー云々ではなく、ただただ映像美に浸るべし。すごい映画だ。
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