ゼロ・グラビティのレビュー・感想・評価
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生命は最初に重力を得る
孤独と無重力という恐怖、葛藤、選択、これに打ち勝つことで産まれる事ができる
それは1人でも、1つの文明でも、1つの生命でも
宇宙空間と子宮の中で人間は余りにも無力、運命
しかし、無重力から重量を得ようとする
最後は米露中で受精して、海から地上へ
アフリカ音楽で産まれ立ち上がり一歩踏み出し
そして最後の最後に発射シーケンスのカウント3.2.1
素晴らしいですゼログラビティ
宇宙遊泳体験映像
原題はグラビティなんですね
宇宙遊泳してみたい!
もう最高の映画でした!宇宙で生き延びるのはむずかしい。だからこそ大気圏再突入で地球に帰還するシーンは思わず泣けてしまった。
この映画を観た後、宇宙空間に適当な大きさの空間を透明なケースで作って、その中で宇宙遊泳してみたいと思った。その空間より外にはいかないから安全なはずだ。いつかそんなことができる時代がくるといいな。
孤独と不安と
無重力世界を不自然さを感じさせず見事に描ききった映像は賞賛に値しますが、
この作品の真に素晴らしい点は舞台と視点の限定化にあると思う。
宇宙開発における事故と生還を扱った作品といえば『アポロ13』を思い浮かべる人も多いと思いますが、あちらでは宇宙飛行士を救出するべく地上の基地との連携が肝となっていますが、本作では地上のヒューストン基地は通信による音声でしか描かれず、しかもその通信は事故後は一切途絶えてしまうのだ。
勿論、ヒューストンの人達も主人公達を助けようと尽力している事でしょう。
ですが、それを描けば地上との絆が生まれてしまう。
その絆は希望になり安心感に繋がってしまう。
この映画は、その絆を排除することで登場人物にとってだけで無く我々に観客にも、広大な宇宙空間に閉じ込められた孤独と不安とを与えてくれます。
その演出が見事なカメラワークと映像表現と一体化して、画面に引き込まれそうな錯覚を感じさせてくれます。
二時間宇宙を漂う経験
IMAXおすすめ
そして感謝する
まさに体感ムービー。
人は重力や空気や温度が無ければ生きていけない。
当たり前すぎて、普段考えもしなかった事がヒシヒシと迫ってくる。
人智ではコントロール出来ないアクシデントの数々に、偶然によって生かされている存在なんだと痛感する。
サンドラ最後のセリフ「ありがとう」が腑に落ちる。
助けてくれた同僚に対して、生き残った偶然に対して。
そして湖を泳ぐ蛙、虫の音に。土の感触に。生きていることに。
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柄にもなく生命讃歌な感想を持った私に、知人が一言。
「ほんとは途中でサンドラさんは命尽きてたんじゃないの?」と。
えぇっ???そんな映画だった?
「エスキモーの犬の鳴き声以降、描写が変わったでしょ」と。
確かに、後半不思議な描写もあった。例えば中国船と言えどもスイッチが漢字とかリアリティに欠くし(その他いろいろ…)。だから後半は別の世界なんじゃないかと。知人にとっては、生死の境目に人生を振り返り、受け入れ、死と向き合う映画だった。
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二人の見方は全く違うがそれで良いんじゃないかと思う。
シンプルなストーリーなだけに様々な見方が出来る。もっと別な見方、楽しみ方もあるだろう。余計なことは考えずに頭をからっぽにして宇宙体験するだけでも充分に面白いと思う。
観客が自由に体感出来るように作ってある映画だと思った。
是非ともIMAX版で…
映像美
見事な無重力の恐怖‼︎
2人だけのキャストでよくここまで終始、手に汗にぎるスペース・スペクタクルが作れたものだ。
多少リアリティには掛けるがそれを感じさせないテンポ良い展開と迫力ある映像と音響!
最近の無駄に長いハリウッド映画からすると時間も1時間31分と程良い。
途中、一瞬宇宙船越しの背景に火に包まれている地球のエリアが見えるが、火山帯なのか?紛争地なのか?もしかしたらこの事件が原因で地球ではすでに…
などと想像すると一段と深い作品になると思います。
34年前始めて“エイリアン”を観た時の閉塞した宇宙での緊張感を思い出した。
重力
自分が宇宙空間を漂流しているようだ
これは絶対に映画館の大スクリーンで、できれば3Dで観るべき映画です。
この映画は絶対に3D字幕版で観たかったのですが、近所の映画館では3D日本語吹替え版か2D字幕版のみの上映。仕方なく電車に30分揺られて「TOHOシネマズららぽーと船橋」まで行ってきました。先月11月にオープンしたばかりの新しいシネコンです。
新しいだけのことはあって、ここは設備が秀逸。スクリーンサイズは10.1x19.8mという超巨大サイズ。音響は日本発の「ドルビーアトモス」を導入。最高レベルの環境だったので、映像も音響もかつて体験したことのないレベルのクオリティでした。
まず最初に驚愕したのは映像美。宇宙空間の深遠さと地球の美しさには息を呑むばかりでした。さらに無重力状態の描写の秀逸さ。かつてこれほどリアルに無重力を表現した映画があったでしょうか。デブリの衝突による衝撃で吹き飛ばされた時のあの多軸回転はいったいどうやって撮影したのかと不思議でなりません。大画面3Dの効果もあって、自分も宇宙空間を漂流しているような感覚に陥りました。
そして音響効果。宇宙の神秘、暗黒、深遠、そして恐怖を見事に表現した独特の音楽だと思います。3D映像とあいまって、観る者を究極の擬似宇宙へと誘います。
ストーリー的にも最初から最後まで息もつかせぬシーンの連続で、非常に緊迫感があります。登場人物はほとんどサンドラ・ブロックただ一人と言っていいのですが、そんなことを感じさせない、非情に濃密な90分でした。
間違いなく2013年のベスト3に入る傑作だと思います。
「かつてない映像体験」という言葉
みんな、握力だよ!
この静寂を爆音で聴きたい。
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