ゼロ・グラビティのレビュー・感想・評価
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まるで宇宙遊泳&マニアック
前評判通りの素晴らしい映像に呑み込まれた。珍しく3D酔いは無し。気持ちよく宇宙遊泳出来ました(笑)。
サンドラが、DMAと言ったりデータ転送に苦しむ所にある意味感動!職業病かっ!
宇宙ステーションで頑張る姿にも、萌えっ!
(魔法にでもかかったか?)
サンドラの1人芝もなかなか!
とにかく楽しめた♪
帰る場所がある幸福
「無」とも思える宇宙空間にほうり出される恐怖、救うすべのない遭難者。絶望的な状況の中に、グイグイ引きこまれて、いつの間にか自分自身がサンドラブロックの立場に立たされた。
必死にしがみ付こうと手をジタバタさせたりしてた(笑)
3Dだから破片が飛んでくるたびに、瞬きしてしまう(笑)
音のない世界。
呟きの一つ一つが重くて、後に後に響いてくる。
サンドラブロックの体が綺麗で、何度も生を意識させる映像がでてきて鳥肌たった。
人が形づくられ育まれ産みでる、その一連を見たような、思わぬ感覚を味わえた。
宇宙的恐怖と人間賛歌
広大無限の広がりと果てしない時間の宇宙と、塵芥のような人間個体の生命。個人的な話をさせてもらうと、小さい頃木星や土星が巨大な冷たいガスの塊であることを何かで読んで、震えるほど怖かった。ありえないけど、もし万が一その塊に放り込まれたらどうなるのかと想像をたくましくして恐ろしくてしょうがなかった。そんな宇宙に対する畏敬の念をよくも映像化してくれた、という感想を抱きました。
窮屈な宇宙服のすぐ外は空気もない極寒の宇宙、そんな極限状況で作業をするライアン博士が事故で放り出されるシーンから緊張と恐怖が飽きさせることなく続いていきます。僥倖にも等しい帰還への可能性を探る執念は、人間賛歌のように思えました。
ラストの大気圏突入シーンは圧巻で、そのためだけにもう一回劇場へ足を運んでもよいと思ったぐらいです。
試練、また試練…
最初から最後まで出演俳優はたったの二人だけ。
変に複雑な人間関係をストーリーに織り込まず思い切って単純化。
極端に単純なストーリー故に逆に色々と考えさせられてしまう。
これはなかなか悪くないアプローチだと思う。
ここまで到達した映像技術には開いた口が塞がらない。(驚)
自分自身も彼等と同じ目線で同じ体験をしている錯覚さえ覚える。
地方の単なる3Dシアターでの鑑賞だったので、
残念ながら「驚くほどの臨場感…」とは行かなかった。
私の場合は眼鏡の上に3D眼鏡となるので、効果は半減なのかも。
アバターの時はそれなりの3D効果を感じたんだが。。。
3D眼鏡を必要としない3D映画技術の登場を熱望。
他のサイトでは「2001年宇宙の旅を超えた…」
との評価が複数見られたので、懐疑心抱えて映画館に飛び込んだ。
だが安心した。
あのキューブリックのシュールな名作をとても超えてはいない。
リアリティーでは比較にならぬ程の進化を遂げているが、
作品トータルとしてのパンチ力は圧倒的に2001年…だ。
一通り目まぐるしいストーリーが展開して、今迄のストーリーの意味するところは貴方が勝手に考えろとばかりにスパッと突き放されてしまうあの映画… 私は愛してやまない。
本作も決して観て損はない、映画館で観るだけの価値ある映画だ。
ストーリーを徹底的に単純化したのはいいアイディアだ。
しかし、エンディングまで単純に終わってしまった点は?(焦)
地球デッカイ!!
生命は最初に重力を得る
孤独と無重力という恐怖、葛藤、選択、これに打ち勝つことで産まれる事ができる
それは1人でも、1つの文明でも、1つの生命でも
宇宙空間と子宮の中で人間は余りにも無力、運命
しかし、無重力から重量を得ようとする
最後は米露中で受精して、海から地上へ
アフリカ音楽で産まれ立ち上がり一歩踏み出し
そして最後の最後に発射シーケンスのカウント3.2.1
素晴らしいですゼログラビティ
宇宙遊泳体験映像
原題はグラビティなんですね
宇宙遊泳してみたい!
もう最高の映画でした!宇宙で生き延びるのはむずかしい。だからこそ大気圏再突入で地球に帰還するシーンは思わず泣けてしまった。
この映画を観た後、宇宙空間に適当な大きさの空間を透明なケースで作って、その中で宇宙遊泳してみたいと思った。その空間より外にはいかないから安全なはずだ。いつかそんなことができる時代がくるといいな。
孤独と不安と
無重力世界を不自然さを感じさせず見事に描ききった映像は賞賛に値しますが、
この作品の真に素晴らしい点は舞台と視点の限定化にあると思う。
宇宙開発における事故と生還を扱った作品といえば『アポロ13』を思い浮かべる人も多いと思いますが、あちらでは宇宙飛行士を救出するべく地上の基地との連携が肝となっていますが、本作では地上のヒューストン基地は通信による音声でしか描かれず、しかもその通信は事故後は一切途絶えてしまうのだ。
勿論、ヒューストンの人達も主人公達を助けようと尽力している事でしょう。
ですが、それを描けば地上との絆が生まれてしまう。
その絆は希望になり安心感に繋がってしまう。
この映画は、その絆を排除することで登場人物にとってだけで無く我々に観客にも、広大な宇宙空間に閉じ込められた孤独と不安とを与えてくれます。
その演出が見事なカメラワークと映像表現と一体化して、画面に引き込まれそうな錯覚を感じさせてくれます。
二時間宇宙を漂う経験
IMAXおすすめ
そして感謝する
まさに体感ムービー。
人は重力や空気や温度が無ければ生きていけない。
当たり前すぎて、普段考えもしなかった事がヒシヒシと迫ってくる。
人智ではコントロール出来ないアクシデントの数々に、偶然によって生かされている存在なんだと痛感する。
サンドラ最後のセリフ「ありがとう」が腑に落ちる。
助けてくれた同僚に対して、生き残った偶然に対して。
そして湖を泳ぐ蛙、虫の音に。土の感触に。生きていることに。
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柄にもなく生命讃歌な感想を持った私に、知人が一言。
「ほんとは途中でサンドラさんは命尽きてたんじゃないの?」と。
えぇっ???そんな映画だった?
「エスキモーの犬の鳴き声以降、描写が変わったでしょ」と。
確かに、後半不思議な描写もあった。例えば中国船と言えどもスイッチが漢字とかリアリティに欠くし(その他いろいろ…)。だから後半は別の世界なんじゃないかと。知人にとっては、生死の境目に人生を振り返り、受け入れ、死と向き合う映画だった。
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二人の見方は全く違うがそれで良いんじゃないかと思う。
シンプルなストーリーなだけに様々な見方が出来る。もっと別な見方、楽しみ方もあるだろう。余計なことは考えずに頭をからっぽにして宇宙体験するだけでも充分に面白いと思う。
観客が自由に体感出来るように作ってある映画だと思った。
是非ともIMAX版で…
映像美
見事な無重力の恐怖‼︎
2人だけのキャストでよくここまで終始、手に汗にぎるスペース・スペクタクルが作れたものだ。
多少リアリティには掛けるがそれを感じさせないテンポ良い展開と迫力ある映像と音響!
最近の無駄に長いハリウッド映画からすると時間も1時間31分と程良い。
途中、一瞬宇宙船越しの背景に火に包まれている地球のエリアが見えるが、火山帯なのか?紛争地なのか?もしかしたらこの事件が原因で地球ではすでに…
などと想像すると一段と深い作品になると思います。
34年前始めて“エイリアン”を観た時の閉塞した宇宙での緊張感を思い出した。
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