ゼロ・グラビティのレビュー・感想・評価
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原題はグラビティなんですね
内容的には邦題のほうがしっくりくるんじゃないの?と思っていたんですが、
ラストシーンでなるほど!と唸りました。
映画館の席を立つ時に結構ふらつきました、、、まだ私も宇宙にいるみたい。
これは4Dで見てみたいなー フラッフラになるでー
宇宙遊泳してみたい!
もう最高の映画でした!宇宙で生き延びるのはむずかしい。だからこそ大気圏再突入で地球に帰還するシーンは思わず泣けてしまった。
この映画を観た後、宇宙空間に適当な大きさの空間を透明なケースで作って、その中で宇宙遊泳してみたいと思った。その空間より外にはいかないから安全なはずだ。いつかそんなことができる時代がくるといいな。
孤独と不安と
無重力世界を不自然さを感じさせず見事に描ききった映像は賞賛に値しますが、
この作品の真に素晴らしい点は舞台と視点の限定化にあると思う。
宇宙開発における事故と生還を扱った作品といえば『アポロ13』を思い浮かべる人も多いと思いますが、あちらでは宇宙飛行士を救出するべく地上の基地との連携が肝となっていますが、本作では地上のヒューストン基地は通信による音声でしか描かれず、しかもその通信は事故後は一切途絶えてしまうのだ。
勿論、ヒューストンの人達も主人公達を助けようと尽力している事でしょう。
ですが、それを描けば地上との絆が生まれてしまう。
その絆は希望になり安心感に繋がってしまう。
この映画は、その絆を排除することで登場人物にとってだけで無く我々に観客にも、広大な宇宙空間に閉じ込められた孤独と不安とを与えてくれます。
その演出が見事なカメラワークと映像表現と一体化して、画面に引き込まれそうな錯覚を感じさせてくれます。
二時間宇宙を漂う経験
映画内の時間経過は二時間以上あったが、観客にとっても、ただただ漂うしかないだけの映画というのは結構つらい。かなり実験的な映画である。映画は実験的であるほうが面白いが、恐ろしいエイリアンがでてくるわけでもなく、ただ彼女=自分が死んでゆくのを眺めるだけというのもすごい。しかし、無重力と無酸素それに宇宙服と宇宙船がだいたいどんなものかを理解するには最高の映画だと思う。クルー同士の話や地上との距離などもリアルだった。最後に地上に落とされる。これこそジェットコースタームービーかも!
IMAXおすすめ
何も考えずに観られる映画。
難しい事は特別なく、100キロでも100マイルでもまぁ違いはないでしょう。
IMAXの為に作られたのでは?と思えるような3D描写で、物が飛んで来た際に思わず目をパチリと…いや、これ誰もが思わず目を閉じちゃうんじゃない?ってくらい。
一難去ってまた一難だから眠たい日に観てもOKでしょう。
映画館で、というより絶対にIMAXおすすめです!
そうそう、なによりサンドラブロックの肉体が素晴らしい!
宇宙に行くにはあれだけの身体が必要なのですよ〜
そして感謝する
まさに体感ムービー。
人は重力や空気や温度が無ければ生きていけない。
当たり前すぎて、普段考えもしなかった事がヒシヒシと迫ってくる。
人智ではコントロール出来ないアクシデントの数々に、偶然によって生かされている存在なんだと痛感する。
サンドラ最後のセリフ「ありがとう」が腑に落ちる。
助けてくれた同僚に対して、生き残った偶然に対して。
そして湖を泳ぐ蛙、虫の音に。土の感触に。生きていることに。
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柄にもなく生命讃歌な感想を持った私に、知人が一言。
「ほんとは途中でサンドラさんは命尽きてたんじゃないの?」と。
えぇっ???そんな映画だった?
「エスキモーの犬の鳴き声以降、描写が変わったでしょ」と。
確かに、後半不思議な描写もあった。例えば中国船と言えどもスイッチが漢字とかリアリティに欠くし(その他いろいろ…)。だから後半は別の世界なんじゃないかと。知人にとっては、生死の境目に人生を振り返り、受け入れ、死と向き合う映画だった。
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二人の見方は全く違うがそれで良いんじゃないかと思う。
シンプルなストーリーなだけに様々な見方が出来る。もっと別な見方、楽しみ方もあるだろう。余計なことは考えずに頭をからっぽにして宇宙体験するだけでも充分に面白いと思う。
観客が自由に体感出来るように作ってある映画だと思った。
是非ともIMAX版で…
予告編である程度の予測は出来ていましたが、想像を遥かに超える面白さ。圧倒的な映像とスリリングな展開で91分間がとても濃密です。宇宙・地球・人類といった壮大なテーマ、深く考えさせられました。自分としては、間違いなく今年のNo.1です。サンドラ・ブロックの演技も見事でした。今週末にまた観に行きます!
映像美
IMAX 3Dにて鑑賞 没頭の超ロングカットで、カメラが近づいてから主人公視点に変わり、サンドラが見てる風景を観客側で体感できるシーンに鳥肌
徹底的に無駄を省いて、映像からも音からも緊張感を与えられて何度も息をとめてしまった。すごい!
見事な無重力の恐怖‼︎
2人だけのキャストでよくここまで終始、手に汗にぎるスペース・スペクタクルが作れたものだ。
多少リアリティには掛けるがそれを感じさせないテンポ良い展開と迫力ある映像と音響!
最近の無駄に長いハリウッド映画からすると時間も1時間31分と程良い。
途中、一瞬宇宙船越しの背景に火に包まれている地球のエリアが見えるが、火山帯なのか?紛争地なのか?もしかしたらこの事件が原因で地球ではすでに…
などと想像すると一段と深い作品になると思います。
34年前始めて“エイリアン”を観た時の閉塞した宇宙での緊張感を思い出した。
重力
エンドクレジットと同時にズシッと重力を感じた。
「2001年宇宙の旅」で
圧倒的な映像美と無重力の浮遊感、
暗黒の宇宙の孤独を体感してから早や40年以上。
宇宙の時の流れからすれば、ほんの一瞬だろうが
その間に撮影技術はここまで進んだ。
「2001年宇宙の旅」 の哲学、
深遠な謎の数々はこの映画にはないが
襲いかかる様々な圧力に耐え
生き続ける事
生まれ変わる事
命の讃歌がここにある。
是非映画館で3Dで体験してほしい。
自分が宇宙空間を漂流しているようだ
これは絶対に映画館の大スクリーンで、できれば3Dで観るべき映画です。
この映画は絶対に3D字幕版で観たかったのですが、近所の映画館では3D日本語吹替え版か2D字幕版のみの上映。仕方なく電車に30分揺られて「TOHOシネマズららぽーと船橋」まで行ってきました。先月11月にオープンしたばかりの新しいシネコンです。
新しいだけのことはあって、ここは設備が秀逸。スクリーンサイズは10.1x19.8mという超巨大サイズ。音響は日本発の「ドルビーアトモス」を導入。最高レベルの環境だったので、映像も音響もかつて体験したことのないレベルのクオリティでした。
まず最初に驚愕したのは映像美。宇宙空間の深遠さと地球の美しさには息を呑むばかりでした。さらに無重力状態の描写の秀逸さ。かつてこれほどリアルに無重力を表現した映画があったでしょうか。デブリの衝突による衝撃で吹き飛ばされた時のあの多軸回転はいったいどうやって撮影したのかと不思議でなりません。大画面3Dの効果もあって、自分も宇宙空間を漂流しているような感覚に陥りました。
そして音響効果。宇宙の神秘、暗黒、深遠、そして恐怖を見事に表現した独特の音楽だと思います。3D映像とあいまって、観る者を究極の擬似宇宙へと誘います。
ストーリー的にも最初から最後まで息もつかせぬシーンの連続で、非常に緊迫感があります。登場人物はほとんどサンドラ・ブロックただ一人と言っていいのですが、そんなことを感じさせない、非情に濃密な90分でした。
間違いなく2013年のベスト3に入る傑作だと思います。
「かつてない映像体験」という言葉
数多くの映画の宣伝文句で使われてきたこの言葉ですが、
『ゼロ・グラビティ』にこそ、使われるべきだと思います。
リアルタイムでここまでの映像体験が出来るのは、
生きてるうちは、もう無いんじゃないでしょうか。
高すぎる期待値をはるかに超えてしまった
まさに傑作といえる作品でした。
みんな、握力だよ!
もう1回観ないと正当な評価ができません。
どうしても1回目は、体験する(のがやっと)のみになってしまいます。
博覧会のパビリオンや、既存の科学館の体験映像を観ているようで、ドラマよりも映像に全て持っていかれてしまいます。
映像のチカラを感じるし、映像のチカラを信じて作られています。そこが素晴らしいです。
ただ一つ言えるのは、〝握力〟です。いやあ、宇宙空間ではこの〝握力〟がないと生き延びられないという事がわかりました。
(^_^)v
もう一回観ます。
新しいタイプ
こんなに宇宙が感じられる映画は始めてでした。
宇宙空間の静けさや動作一つ一つがものすごいリアル
映画を見ているというより実際に宇宙を体感できるアトラクションに乗っている感じ。
斬新な映画です。
この静寂を爆音で聴きたい。
僕はこの作品に「魂の開放」だとか、「永遠の孤独」だとかを期待して観に行ったが、見事に期待を裏切られた。
もっともそんな期待を勝手に抱いているほうがバカなことはわかっているのだが。
SFでない宇宙を舞台にしたヒューマンものなんてそう易々と切れるカードではない。こういった完全なエンタメ作品でそのカードが切られてしまった事が悲しい。
確かに映像やカメラワークはもの凄いが、どんなにおいしいパンでもごはんのおかずには成りえない、ということか。
いや、ふつうにおもしろいんだけどね。
初の3D鑑賞
ストーリーは想像読めちゃいますが…宇宙空間を漂う雰囲気はメチャンコ新鮮でした。
3D画面は薄暗くて宇宙空間映像にはハマっています。
あっという間でしたが楽しめました〜!
さすがハリウッド映画っす。
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