L.A. ギャング ストーリーのレビュー・感想・評価
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暴力は嫌いです
今、立ち上がるとき
靴磨きの少年ピートを気遣う優しい面を持つクールガイ、ジェリー巡査長をライアン・ゴズリングが演じる。
冷酷非情なギャング、ミッキー・コーエン( ショーン・ペン )の愛人グレイスをエマ・ストーンが艶やか演じる。
映画「 ラ・ラ・ランド 」でも共演のお二人。この作品では、まさに出逢うべくして出逢ったお似合いのカップル…でした 💓
激しい銃撃戦と愛する家族との和やかなシーンとのギャップが激しい。
ミッキー・コーエンが実在した人物だったとは…。驚きでしか無い。
テレ東を録画にて鑑賞 ( 吹替版 )
物足りなさはあるが、いい雰囲気
アクション要素が強く、エグみは少ないので誰でも観やすいギャング系映画だと思います。
俳優陣が豪華!ジョシュブローリン、ライアンゴズリングを始め、エマストーンやアンソニーマッキーも。
衣装や雰囲気も相まってみんな素敵です。スーツにハットっていいよね…。並んでるだけで絵になります。個人的には本作のアンソニーマッキーがとても良い。もっと活躍して欲しかったです。
展開もわかりやすい。字幕鑑賞でしたが、セリフは決めすぎてちょっとクサく感じる部分もあるかも。
ギャングにはギャングをぶつけんだよ、ということで警察内で秘密裏にチームを作るわけですが、人選をオマラの奥さんが担うのが好きでした。おかげでチームワーク抜群でしたね。
1人ずつ勧誘していくところ、わくわくしました。『荒野の七人』が思い起こされる。それぞれに得意分野があるのもキャラが立っていて良かったです。
映像も銃撃戦でのユニークな演出があったり、楽しめました。楽器ケースから銃取り出して投げ渡したりするところが地味に格好良くてお気に入りです。
銃の練習でマックスが上に投げた缶に何発も撃ち込むシーンが印象的。この時の会話が終盤の演出の伏線にもなっていて良かったです。
全体的にいい雰囲気なのですが、なんだか物足りなさが残りました。予想を裏切る展開がほぼないからでしょうか…登場人物が多いので全員の描写が薄くなってしまうというのもあるかと思います。死亡シーンもあっさりですし。あとは欲を言うとショーンペンにもっと迫力が欲しかった。
とはいえ、十分に楽しめる作品です。見て損はないと思います。
警察×893
この公式やと、大抵の映画は「=警察の勝利」やけど、まあ、そのまんま模範解答。警察とマフィアのぶつかり合いでも、双方の人生・ストーリーをキチンと描けば、複雑な展開になるやろうし、実際そういう映画もあるけど、これは単なる「善と悪の闘い」に終始。
警察側は色々「悩みやら葛藤やら」が描かれてるのに、マフィア側はそういうの捨象で、ただの「極悪人」。ので、「結末丸見え」の1次式。別に「マフィアを勝利させろ」というワケじゃないけど、「ラストどうなるんやろ?」感や、それがなくとも「オチでヒネってきたな」感が、欲しかったかな。
後、実話ベースらしいけど、殆ど全編に渡って、そうは思えないシーンだらけ。「ド素人の嫁さんが、警察の人事を決めたり、警官がマフィアの情婦と恋愛関係になる」トコとか含め、色々と「頭で逝った、"フィクション"と思わしきシーン」多数で、話の滅茶苦茶感がエグい。
安っぽい
史実を描いたものであり、名作「L.A.コンフィデンシャル」の直前の出来事となっています。
とは言っても両者に映画製作上の関連性はありません。「L.A.コンフィデンシャル」ではマフィアの大物ミッキー・コーエンが捕まった後の話ですが、本作ではそのミッキー・コーエンと警察との対決が描かれています。
どうしても「L.A.コンフィデンシャル」の映画的な素晴らしさが思い出されるために、本作の安っぽさが気になってしまいます。両作はスタッフも全く違うので作風が違うのは当然ですが、地続きの史実を基にした映画でもこんなに違うものなのかというくらい雰囲気が違い、そういった見比べ対象としては興味深いものがあります。
とはいえ本作でのショーン・ペンの熱演ぶりはさすがです。
豪華キャストで気持ちのいいストーリー
【1949年 L.A 暗黒街の支配者”ミッキーコーエン” VS L.A市警”ギャング部隊” の仁義なき戦いを描く】
1.L.A 暗黒街の支配者、ミッキーコーエン
(実在の人物 元ボクサーのユダヤ系ギャングのトップ。表向きでは実業家を名乗っていたが、人身売買、麻薬、殺人まで目的遂行のためには手段を選ばなかったという人物。当時のL.Aの三権を牛耳っていた事実上の支配者。今作では、ショーン・ペンが演じた。)
1)情婦グレイス・ファラデー(エマ・ストーン:当時25歳、片足を露わにした衣装も含め、凄い色気であった・・。)
2.L.A市警”ギャング部隊”メンバー
1)”ギャング部隊”を結成したパーカー市警本部長(ニック・ノルティ、オオオ)
2)ジョン・オマラ巡査部長
(ジョシュ・ブローリン:若いぞ、強いぞ、漢気があるぞ!) ”ギャング部隊” を率いるリーダー。熱いぞ!。
3)ジェリー・ウーターズ巡査部長
(ライアン・ゴズリング:凄い美男子だぞ!。今と余り変わらないぞ!。コーエンの情婦、グレイスとも”良い仲”になってしまう程の色男である。
まさか今作の数年後、あの”大傑作”で再び共演するとはなあ・・。(嘆息・・)
4)ナビタ・ラミレス巡査
(マイケル・ペーニャ:この作では比較的地味)
5)コンウェル・キーラー巡査
(ジョバンニ・リビシ:最近、観ないなあ、実直な人物を演じたら良い味を出す・・)
6)マックス・ケナード巡査
(ロバート・パトリック:安定した演技)
7)コールマン・ハリス巡査
(アンソニー・マッキー:この人も最近、映画では観ないなあ)
達が繰り広げる仁義なき戦いに魅入られる。殉死者も出る・・。
後半、ミッキーコーエンとジョン・オマラ巡査部長がボクシング・スタイルで対峙するシーンは記憶にあるが、ミッキーコーエンがもうちょっと、頑張って欲しかったかなと思ったなあ。
<現在のハリウッド映画を牽引する役者さん達が躍動する面白きギャング映画。
だが、今作を「L.A コンフィデンシャル」と比較しては駄目だよとも思った作品である。>
<2013年5月13日 劇場にて鑑賞>
ショーン・ペン怖っ!
毒をもって毒を制す
ギャングの如き刑事(やろう)ども
DVDで鑑賞(吹替)。
非合法なギャングどもには、こちらも非合法かつ無茶なやり方で鉄槌を下すまで。そんなヤバい実話を元にギャングの如き刑事たちの活躍を描いたクライム・アクション。
ジョシュ・ブローリンを中心とした特捜チームが違法なんてなんのそのの大暴れ。ギャングの大物をとっちめるため、あの手この手の作戦を展開していく展開が秀逸でした。
策士策に溺れる的に敵に手の内を見破られ、仲間のひとりが犠牲になりながらも弔い合戦とばかりに本拠地に殴り込みを掛けるクライマックスの銃撃戦が大興奮でした。
[余談]
エマ・ストーンとライアン・ゴズリングのおふたり―「ラ・ラ・ランド」コンビはここでも一緒だったのか。何よりエマの色気のだだ漏れ工合が素晴らしかったです。
※修正(2023/11/08)
主演はジョシュ・ブローリンでしょ
1940年代後半、ロサンゼルスが舞台。実話を基にしたロス市警VSミッキー・コーエン率いるギャングのアクションもの。正義と悪の対決みたいなおきまりパターンでストーリーは単純でひねりもなく、エンターテイメント性があり、誰でも気軽に楽しめる感じになっています。
当時、ロスを牛耳っていたミッキー・コーエンは、ユダヤ系の元ボクサーで、実在の人物らしいです。ショーン・ペンが不気味な悪党ボスを演じておりましたが、エルム街の悪魔のフレディみたいだった…。
某動画配信サービスで観たのですが、サブタイトルが「ライアン・ゴズリング主演」となっておりました。えぇ? 主演はやっぱり、ジョシュ・ブローリンでしょ!と思ってしまいました。(『とらわれて夏』など、数々の映画でちょっとブローリンのファンになっている私の独り言ですが) もちろん、打算のない色男、ライアン・ゴズリングもよかったです。
最後はファミリー愛(夫婦)でまとめられ、命がけのラブロマンス(ライアン・ゴズリングとエマ・ストーン)の絡みがあったりで、軽いといえば軽い感じで、本格的なマフィア好きな人には、「なんじゃこりゃ」感があるかも。
アクション映画ですね。
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