依頼人のレビュー・感想・評価
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罪
前半は検察が悪に見え、
弁護士が熱血弁護士ハン•ジョンウだし、
無実だと言っているハン容疑者を信じかけていました。
しかし、ハン容疑者役がチャン•ヒョクさんなので、
今はおとなしぶっているけれどどうなのかなぁ、
と勘だけで疑ってはいました。
この方の役どころ、普通の一般人しているところを
観たことないですから。
言葉では妻を殺していない、と言いますが、
こういう人がこういうことを言うから、
無実の人が信じて貰えず冤罪という結果を招く一因かと。
アン検事が以前の女子高生事件でも担当してながら、
容疑者を帰してしまう事態となり、
担当のソン刑事が退職してまで、
ハンを追いかけ、ちょっと意味深に見せているので、
このアン検事、何か隠しているのではとも思わせます。
父の名弁護士にも間違っている、と言われていたし。
ハン•ジョンウさん演じるカン弁護士の手足となる
職はなんと言うのか不明ですが、ソン•ドンイルさん。
この人が出て来るとシリアスは凄味を増し、
コメディは笑い転げてしまい存在感抜群の方。
証拠品を見つけたり証人を見つけ説得したり、
あちこち奔走してくれる強い味方。
陪審員制をとりながら決着つかず、
裁判長が無罪と判決を出し弁護側勝利となったのに、
アン検事の一言が引っかかり、
ハンの自宅に行きハンに真実を語らせようと‥‥。
決め手はハンが妻にプロポーズした際の写真の背景、
偶然場所がわかりここに妻が‥‥。
弁護士だろうが検事だろうが罪を憎むことは同じという
爽やかな結末となりました。
中だるみ
序盤はテンポよく進んでいき、終盤の最終弁論や裁判後に真相が分かる急展開も良かった。
真犯人が別にいるだろうと予想してしまう中、結局容疑者が犯人だったというのは逆に意外。
ただそうなると、検察側でコソコソしていた裏の動きは何だったのだろうという、モヤモヤが残る。
それで騙された、というのは確かにあるのだが。
チャン•ヒョクがユースケ•サンタマリアに見える場面が多々あった。
どこかで観た感あるけど大満足!
韓国映画にはまり始めて数年目…。
この作品も満腹感で見終わりました。
被疑者を無実と信じる弁護人、被疑者がかつての猟奇殺人犯と確信してこの事件を使い有罪に持ち込もうとする検事、自分は無実と主張する被疑者、3者それぞれのあの手この手の進め方はみていてやはり面白かったです。
派手なシーンのない法廷劇、
ですが、
意外に先が読めてしまう展開で、難しい話の苦手な自分は十分楽しめました。
サイコパスな展開はどこぞでも見た感たっぷりですが、アジア系の映画はほどよい重量感を感じながら見終わることが出来るんですよね〜。
2時間超えもあっという間でした。
おもしろかった。
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