シン・エヴァンゲリオン劇場版のレビュー・感想・評価
全617件中、581~600件目を表示
エヴァっぽくて、これはこれで
長らく待たされたからとか、そういうもあるのでしょうが、映画として「やっぱ、すごいな」と思わせたくれたからです。映像の構図や表現が面白く美しい。とても編集が上手い。役者が上手い。脚本で変化をつけたり、映像で変化をつけたり、音楽、音で変化をつけてくれたり。とにかく飽きさせてくれなかった。映画鑑賞において近年一番集中して観た気がします。
内容は、❝ま、ま、色々思う所❞は凄くあります。物語の締めの方向性はそんなに思っていたものとかけ離れていなかったので特に驚きもありませんでしたが、それでもこの大惨事?はないよなと思いました。話の締め方とかとは別に「え、マジ!!」っとも思っています。
賛否というか、「解らん、解る」というか「納得できる、できない」が凄く分かれる映画だと思います。シアター出てすぐに高校生位の男の子が「全然わからんかった」と何度も友人に言ってました。凄くわかる気がします。「air/まごころを君に」を観た時の自分と重なる感じがしました。エレベーターで一緒になった二十歳くらいの女の子は「前の観てみよう思う」って友人と話してました。色んな意味で琴線に触れる作品なのだろうと思います。
この作品を理解できるとは思ってませんし、する気もないですが、表現したかったモノは解った気がします。これはこれで全然ありと私は思いました。まあこれがエヴァだと思いますし。
❝破❞を観た時にシンジ君が少年でなく青年、男の子になったなと思い、この作品の途中でまた一つ階段を上ったんだなと思いました。
物語として私はこのお話は好きです。面白いと思います。もう少したらまた観にいくでしょう。IMAXで観たいです。
制作スタッフの方々に細やかさに脱帽です。
声が変わらない声優陣を筆頭にアクターの演技力に脱帽です。
特に私は「マリ」推しなので、坂本真綾さんグッジョブでした。マリのセリフ回しや歌をを聴くと、日本人で得したなと、いつも思います。
それとサクラの大阪弁は素敵です。
この映画は制作サイドと同じネイティブである事の幸せを感じられる映画の代表作ではないかと思っています。
このスーパーコンテンツはどうなって行くのだろ言うと思います。本当にこれで終わりなんでしょうか?最近ちょっと思うのは、fateの様なルート別作品みたいな、「世界線違い」作品にしてくれたらと思っていたりもします。(まず不可能とは思っていますが...)
庵野監督がまた作りたくなったら作ってくれたら嬉しいかなとも思います。
さようなら、全てのエヴァンゲリオン
全ての終わりと始まり
訳分からんが、大満足(笑)
全体に感動、小ネタで爆笑
スタッフの皆さま、お疲れ様でした。
やりたいこと全部入りで、感動のラスト。
しかし、緊張感が高まったところにところどころぶち込まれる小ネタで爆笑しました。
少年の日が帰ってこないように、綾波もアスカも帰ってこない。
人は言う。
エヴァは碇シンジの心の中を走った青春という名の列車だと。
今、万感の想いを込めて汽笛が鳴る。
今、万感の想いを込めて汽車がゆく。
さらば碇シンジ。
さらばすべてのエヴァンゲリオン。
そして少年は神話になる。
====【↑初日の感想(ネタバレ回避)/↓3度ほど観ての追加感想】=====
まずは、見事に完結していて嬉しかった。
テレビシリーズ、劇場版、新劇場版すべてのエヴァンゲリオンに対する誠実な回収を行っていました。
いかに面白く新しい表現に挑むか、普通じゃない既存の方法ではなく、これが今できる最高の表現なんだと挑んだ結果に見えてきました。
作画、演出、レイアウト、編集に至るまで、執念と苦悩と情熱によって作られたように感じました。
エヴァ風の難解な用語などは、ペダントリー(気どって学者ぶる知ったかぶり)による雰囲気作りにすぎず。
そんな飾りつけの部分を取っ払うと、物語…いや、登場人物のキャラそのものはわかりやすく普遍的な構造であるように作っていて。
変に、答え合わせ的なことはしなくていいんだと。
勝手なサブカル的解釈などは不要なんだと。
フィルムとして、観て面白いと感じるままに身を任せるのが正解に思えました。
監督、スタッフの皆様。
ありがとう。
おめでとう。
点数はこれ迄の旅路諸々をを含めて
さようなら、そしてありがとうエヴァンゲリオン
そしてすべてのエヴァにおめでとう
まずは庵野監督、すべてのスタッフにありがとうと言いたい。
すべてのエヴァンゲリオンが終わる
その通りすべてのエヴァが終わった。もうエヴァを観ることができないという虚無感が押し寄せる。
失速したTV版、それを補完しながら迷走した映画版、そしてリビルドした新劇場版もふくめて、庵野監督が置き忘れてきた忘れ物を第一話から別の解釈でトレースしなおし、またおなじ過ちをあえて繰り返すことで、すべての次元のエヴァに解答を与えてくれた。
衝撃のQは血迷いごとではなかった。このシンのための壮大な露払い。おおいなる伏線。
いや、TVの一話ですら、そのタイトルすら、このフィナーレのための伏線だったのかもしれない。
シンジ君がニア・サードインパクトの落とし前をつけなければならなかったように、このエヴァに落とし前をつけるという不退転の覚悟がそこにあった。
あいかわらず難解かつサービスしすぎのとてつもないクォリティの作画と演出には息を飲むし、新劇場版で仕掛けられていたどんでん返しが詳らかにされるたびに、マスクの下ではずっと口があんぐりあいたままだった。
25年間、ジャパニメーションのトップに君臨し、ようやく幕を降ろしながら、さらなる高いハードルを若いクリエーターにつきつけたような凄み。
またいつか世界はエヴァを渇望するときがあるかもしれない——。
そんな思いを抱きながら、エヴァとの旅が終わったことをじっと噛みしめさせられる。
まさにグランド・フィナーレ
若造ども、この映画をリアルタイムで体感しておけ!。
全てのチルドレンの開放が成された作品です。
初日7時40分〜組です。個人的に今作で最も気になっていたのが、エヴァのようなたくさんのファン、大きな人気を抱えた「死ねないコンテンツ」(数々の続編、メディアミックス、コラボ等)の終わりの形です。その点で、今作の庵野監督の出した答えは素晴らしいものだったと思います。
彼らはもう戦わずとも生きていける。
誰かが作品を作らなくとも生きていける。
万が一、エヴァを思う者が1人も居なくなろうとも生きていける。
パイロット、登場人物、制作チーム、そして我々が、(一旦は?)感じ方は人それぞれでしょうが、エヴァから開放された訳です。
誰もが思い思いに自らの力で明日の世界を生きていくことができる素晴らしいラストでした。
長年エヴァを支え続けてきた全てのチルドレン(もうそんな年齢でもないかもしれませんが!笑)たちも、我々の世界を精一杯に生きていくことで、どこかで彼らとすれ違う日も来るのかもしれません。
日本を代表する作品
ついに、終わってしまった❗️
しっかりと「A.(アンサー)」してる大団円
しっかりとアンサー。『Q』ハマらなかった人にもオススメできる、むしろそういう人にこそ見てほしい大団円。最後の最後までエヴァはエヴァでしかなかった。尺はアニメ映画としては長いけど、その価値はある。長い長い旅路の終わりに相応しい。「おめでとう」に対する「ありがとう」、そしてさよなら。
エヴァってなに?そうね、庵野監督の作家性を決定づけたライフワークで日本国民を熱狂させるイベント"おまじない"。そんなの無理だよ、分かりっこないよ!前作同様冒頭からフルスロットルのアクションで見せてくれる。構図や大胆なカメラワーク撮影で、力入りまくり、凝りに凝っている。映像表現がすごい。また一貫した性の描き方、エロさエグさ。ところどころグロかった。結局のところ気持ちの問題か。
朝イチの回だったけど、おじさんを中心に沢山の人々がいた。正直、コロナ自粛期間始まってから初めてエヴァを見た人間として本作が「ありがとう!最高!!」と熱弁できるほどの知識も思い入れもないけど、恐らくではあるが、エヴァ大好きな多くの人々にとって、本作は満足のいく答えを与えてくれるものになっていると思う。
おはよう
こんにちは
ありがとう
さよなら
※以下、人によってはネタバレかもしれません※
『Q』の鬱映画的重苦しさ、その延長線上 = 赤い世界から始まる本作は、「おめでとう!」スピリットに満ちたエヴァ的 = 庵野節としか形容し難い独特な、非常に"らしい"内世界から外向きに開かれた僕たちの世界へのつながる結末フィナーレに帰結していく中で、数多くの再訪を経るエモーショナルさ。どのキャラクターにもしっかりもスポットが当たる瞬間が用意されている。宇多田ヒカルによるエンドロールまで(近くの人がめっちゃノッてた)。
終劇
全617件中、581~600件目を表示