シン・エヴァンゲリオン劇場版のレビュー・感想・評価
全623件中、401~420件目を表示
いい加減懲り懲りです。
乗りかかった船だから最後まで付き合ったけど、正直しんどかったわ。
途中でラストも見えたし、早送りして早く劇場から出たかった。
一応最後まで見たけどね。
とにかく終わって、せいせいしたわ。
庵野さんに付き合うのは、いい加減懲り懲りです。
わけがわからないのに興奮してしまった!
エヴァンゲリオン新劇場版の完結編。本編が始まる前に、前3作をダイジェストにして流してくれたのでかなり助かった。
前作「Q」でかなり不可解な展開になって終わっていたが、正直これで終わらせられるのか不安ではあった。理解できない単語や組織もたくさん出ていてかなり聞き流さないと引っかかってしまう。実は本作もそう。セリフの一つひとつを理解しようとしてはダメなんだろう。わからないまま流していかないとキツい。そして様々な謎の決着のつけ方も個人的にはよくわからないままだった。かなり広範囲に広げた風呂敷を強引にまとめて縛りあげた印象。細かいところで納得はできないのだが、これはこれでいいのかもしれない。主要キャラの話がちゃんと語られたのもよかった。
あと、映像はすごかった。冒頭と後半の戦闘シーンは圧倒されてしまった。キレイで、迫力があって、カッコいい。後半はTV版や「序」と「破」で観てきた背景で戦うシーンは、完結編らしい演出でコレコレ!っていう高揚感たっぷり。でも一方で、終わりを感じてしまいちょっと切なくなった。
あれだけわけがわかっていないのに、完結編として満足のいくものだった。不思議な映画だ。
シン世界の結実
二度目の鑑賞。
“涙で救えるのは自分しかいない”
エンドロールを見届け、“終劇”後の、静寂に包まれた劇場内で一呼吸をし… 先ずはこのチームの仕事に感嘆の意を表したい。ファンを拡張しながら複雑に進展してきた世界の幕引き、その新作公開は、ある意味で審判を委ねる儀式たる重責も伴うはずだ。待ち侘びた場内に満ちる期待感、マニアならずとも特有の緊迫感は興奮への堪らない要因だ。私はシンプルに、このシリーズがみせる「深淵なる世界観の描写」が好きだ。アニメーションへの深い造詣や、ファン垂涎なディテールの知識がある訳では無い。しかし、アニメファンの範疇を超え愛される所以が、単純でない要素であることは理解している。そして、生みの親、人間・庵野秀明の仕事に大いなる興味があった。かつて宮崎駿が“血を吐く様に仕事をしている”と評した稀代のクリエーター、初号機の雄叫びは、時に彼自身の叫びとシンクロしていたのではないだろうか。改めてEVAの虜となる、始まりを感じさせてくれた完結作だった。
本当にありがとう
本当に終わりなんだね。
最後までオタク専用
いい加減にしろ碇ゲンドウ!でも庵野さん、お疲れ様でした。
エヴァが注目されはじめた当時は「セカイ系」などと評されていましたが、たかが人間が「世界」を変えるなんて出来るはずがない…というのが、先ず言いたいことです。個人的センチメンタリズムで、世界を、社会をメチャクチャにするのは本当に止めてほしいです。人間は世界の中心にいるわけではないし、世界の主人公たり得ないのだと、あらためて言っておきたいです。
とは言え、庵野さんもこの間「成長」され、エヴァもテレビ→映画→序破Qとベクトルが変化していったのも確かです。その変化を、その「落とし前」を見届けるべく、今作品に期待していました。
今回の作品で庵野さんご自身もエヴァから卒業され、あわせてエヴァファンも卒業させた…というところでしょうか。
劇中、ふと「ポスト3.11だなぁ…」と感じました。あわせて、震災のあと、オウム真理教の信者だった指名手配中の容疑者が出頭してきたニュースを思い出しました。
世界は人間の社会の外側に厳として存在し、恵みと災いを、善人悪人の区別なく、いや、人間とその他の生き物の区別なくもたらします。そのスケールを認識しないと、真の意味での「人にとっての希望」は見出だせないでしょう。(加持の企みも、ある意味「人間中心主義」の延長線上にあり、その意味に於いては限界がありますが、無意味だとは思いません)
というわけで、碇ゲンドウの「人間的な、余りに人間的な」部分が語られた本作品ですが、ある意味「ゲンドウよ、よくぞ告白した!」とも思います。庵野さんに置き換えれば「勇気をもってパンツを脱いだ!」というところでしょうか。人間誰しも、若い頃を思い出せば「あの頃、私はウザかった…」という蹉跌はあるでしょう。
ここでふと、機動戦士ガンダムにおけるスレッガー・ロウのフレーズが思い出されました。いわく「人間、若い頃にはいろんなことがあるけど、いまの自分の気持ちをあんまり本気にしない方がいい…」 文脈は異なりますが、そういうことなのかな?とも思います。
思えば、四半世紀にわたり続いたエヴァですが、これでようやく「落とし前」がついたわけです。当日の劇場では私の後ろで三人組の男子高校生が鑑賞しており、ある意味普遍的に、エヴァは若い人たちに評価される作品なんだなぁ…と思いました。であればこそ、庵野さんには「お疲れ様でした!」と言いたいし、あわせて、まだまだ新しい作品を世に出されることを期待します。
青春の終わり、ひとつの時代の終わり
90年代にサブカルに関わった人間なら、誰しもがエヴァを通ったと思います。
かくいう自分も熱心なファンというわけでは無いですが、リアルタイムでTVシリーズを観て、旧劇、新劇場版も何とはなしに観ていました。
そして今回のシリーズの終わり。
今作は一つの大きな時代、つまり青春の終わりを象徴した映画でした。
どんなに熱心なファンであってもリアルタイムでなければ、放映当初から作品を通して作品の熱を感じ、青春を過ごした人の、この何とも言えない喪失感と切なさを感じることは無いと思います。
リアルタイムじゃないとファンとは言えないと言ってるわけでは無く、あの時代の空気を吸い、青春を過ごした人間だからこそ、「エヴァの終わり」は心に刺さるのです。
単なるエヴァ作品の終わりではないのです。
エヴァが終わり、90年代から続く長い長い青春時代が、今やっと終わりを迎えたのです。
自分はエヴァの熱心なファンではありませんが、それでも今回の「終わり」は、自分の中でも何かが終わったという感触が確かにありました。
エヴァンゲリオンよ。
おつかれさまでした。
ありがとうございました。
そしてさようなら。
忘れたくても忘れられない
表題の思いで25年を過ごしてきたリアルタイム世代です。
生涯のうちにしっかりと最期を見届けたい作品だったので
終焉がちゃんと見られて、今はとても感慨深いです。
上映中、なぜだか分からないけど、
シンジ、レイ、アスカ、ミサトetc..の動く姿を見るだけで、涙が零れました。
でも見に行った翌日、3/9になってから、ふと映画の内容を反芻し、
なぜか昨日見た映画がとても懐かしく感じ、
とても切なく思い、また、涙が零れました。
この映画(いや、映画体験か)は、おそらくまた14年経って振り返った時にも、
とても懐かしく、とても美しく、とても切ない思い出として蘇ることと思います。
こんなに素晴らしい作品を作っていただき、
庵野監督始め、スタッフ・キャストの皆様には感謝しかないです。
ありがとう、すべてのエヴァンゲリオン
さようなら、すべてのエヴァンゲリオン
25年分の大風呂敷を見事に畳んでくれていました。凄く面白かったです...
青春が終わった気がしました。
学生の頃から始まって、学校で友人とどういう解釈をするか話した思い出が甦りました。あの頃からすっかり生活環境も変わり、劇中でも14年経っていて、14年も経てばそうだよなぁと思える所があり、ラストあたりでは、色々重なって、これで終わるんだなぁと涙ぐんでしまいました。もはや、いい歳ですが、青春が終わった気がしました。最後まで見れてとても良かったです。
結局よくわからない。
全623件中、401~420件目を表示







