シン・エヴァンゲリオン劇場版のレビュー・感想・評価
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Qからの展開だと、まずまず。
Qからどんなストーリーになるかなあ、って思っていました。途中ちょっと「わやわや」しましたが、まあ、結果オーライという感じ。TVシリーズよりはスッキリしたなあというのが正直な感想です。
地球レベルの災厄、親子の葛藤、恋人との再会と別れ、仲間との軋轢や優しさ。ダイナミックな展開に翻弄されましたが、楽しかったです。庵野監督ありがとうございました。
今はパンフを見ながら、もう一回観ようかな、と考えています。
大団円。
だいじょうぶだよ
すべてがネタバレに。
テレビ版が、難解な終わり方をして考察されまくったのが25年前。
延期に次ぐ延期、コロナでも延期。
前作から9年待った僕たちには延期なんてちょっとした短いアトラクションだ。
それだけに期待度は大きく、ネタバレに敏感になる。
観賞後に出てくる人の表情も、映画館の近くのカフェでの会話、ネットの書き込み、全てが気になる対象に。
入口で貰える特典もある意味ネタバレに。
25年は長かった。だからこそ、完結したのか、しなかったのかもネタバレ。
「シン・」が付いた理由、面白いか面白くないか、わかったかわからなかったか、もう全てがネタバレの要素になる。
おそらく社会の全てが関係していて、世界が作品に侵食されていく感覚に襲われる。
これが、エヴァなのだ。
とりあえず、観ろ!
壮大な無駄遣い
呪縛からの解放
面白いけど少し退屈だった卒業式。 こんな印象でしたね。 いや勿論面...
面白いけど少し退屈だった卒業式。
こんな印象でしたね。
いや勿論面白かったんですけどね。
同時に少しあくびも出てしまいました。
内容的には大体想像の範囲内。
映像は綺麗でしたが、新しい映像表現はあったのかなぁ‥
勿論、自分も歳をとり感性が鈍くなっているのは重々承知ですが、
95年の夕方、テレビでこのエヴァンゲリオンを観てた時の
ホントに心臓がドキドキする感じ‥
「俺は今とんでもないものを見ているんじゃないのだろうか?」
(そしてそれは事実でした)
今回の映画には、終わったという安堵感はあれど、歴史を観てる高揚感は
ありませんでした。
95年に14歳だったチルドレン達も、今や40近いおじさんおばさん。
下手すれば14歳の子供がいてもおかしくありません。
この時間の長さを考えれば、エヴァという物語もいい加減終わっても
いいかもしれませんね。
私は⭐️3点です。
いい加減懲り懲りです。
わけがわからないのに興奮してしまった!
エヴァンゲリオン新劇場版の完結編。本編が始まる前に、前3作をダイジェストにして流してくれたのでかなり助かった。
前作「Q」でかなり不可解な展開になって終わっていたが、正直これで終わらせられるのか不安ではあった。理解できない単語や組織もたくさん出ていてかなり聞き流さないと引っかかってしまう。実は本作もそう。セリフの一つひとつを理解しようとしてはダメなんだろう。わからないまま流していかないとキツい。そして様々な謎の決着のつけ方も個人的にはよくわからないままだった。かなり広範囲に広げた風呂敷を強引にまとめて縛りあげた印象。細かいところで納得はできないのだが、これはこれでいいのかもしれない。主要キャラの話がちゃんと語られたのもよかった。
あと、映像はすごかった。冒頭と後半の戦闘シーンは圧倒されてしまった。キレイで、迫力があって、カッコいい。後半はTV版や「序」と「破」で観てきた背景で戦うシーンは、完結編らしい演出でコレコレ!っていう高揚感たっぷり。でも一方で、終わりを感じてしまいちょっと切なくなった。
あれだけわけがわかっていないのに、完結編として満足のいくものだった。不思議な映画だ。
シン世界の結実
二度目の鑑賞。
“涙で救えるのは自分しかいない”
エンドロールを見届け、“終劇”後の、静寂に包まれた劇場内で一呼吸をし… 先ずはこのチームの仕事に感嘆の意を表したい。ファンを拡張しながら複雑に進展してきた世界の幕引き、その新作公開は、ある意味で審判を委ねる儀式たる重責も伴うはずだ。待ち侘びた場内に満ちる期待感、マニアならずとも特有の緊迫感は興奮への堪らない要因だ。私はシンプルに、このシリーズがみせる「深淵なる世界観の描写」が好きだ。アニメーションへの深い造詣や、ファン垂涎なディテールの知識がある訳では無い。しかし、アニメファンの範疇を超え愛される所以が、単純でない要素であることは理解している。そして、生みの親、人間・庵野秀明の仕事に大いなる興味があった。かつて宮崎駿が“血を吐く様に仕事をしている”と評した稀代のクリエーター、初号機の雄叫びは、時に彼自身の叫びとシンクロしていたのではないだろうか。改めてEVAの虜となる、始まりを感じさせてくれた完結作だった。
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