シン・エヴァンゲリオン劇場版のレビュー・感想・評価
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Qからの展開だと、まずまず。
Qからどんなストーリーになるかなあ、って思っていました。途中ちょっと「わやわや」しましたが、まあ、結果オーライという感じ。TVシリーズよりはスッキリしたなあというのが正直な感想です。
地球レベルの災厄、親子の葛藤、恋人との再会と別れ、仲間との軋轢や優しさ。ダイナミックな展開に翻弄されましたが、楽しかったです。庵野監督ありがとうございました。
今はパンフを見ながら、もう一回観ようかな、と考えています。
わけがわからないのに興奮してしまった!
エヴァンゲリオン新劇場版の完結編。本編が始まる前に、前3作をダイジェストにして流してくれたのでかなり助かった。
前作「Q」でかなり不可解な展開になって終わっていたが、正直これで終わらせられるのか不安ではあった。理解できない単語や組織もたくさん出ていてかなり聞き流さないと引っかかってしまう。実は本作もそう。セリフの一つひとつを理解しようとしてはダメなんだろう。わからないまま流していかないとキツい。そして様々な謎の決着のつけ方も個人的にはよくわからないままだった。かなり広範囲に広げた風呂敷を強引にまとめて縛りあげた印象。細かいところで納得はできないのだが、これはこれでいいのかもしれない。主要キャラの話がちゃんと語られたのもよかった。
あと、映像はすごかった。冒頭と後半の戦闘シーンは圧倒されてしまった。キレイで、迫力があって、カッコいい。後半はTV版や「序」と「破」で観てきた背景で戦うシーンは、完結編らしい演出でコレコレ!っていう高揚感たっぷり。でも一方で、終わりを感じてしまいちょっと切なくなった。
あれだけわけがわかっていないのに、完結編として満足のいくものだった。不思議な映画だ。
本当に終わりなんだね。
アニメじゃない、アニメじゃない、最後はリアル
TV版の終わりあたりから見てきたのでエヴァンゲリオンが終わるのは感慨深い。
今から25年前の2月に第22話から見始めて、25話から最終話の衝撃を受けてはまった一人です。
当時のアニメサークル内の沸騰ぶりは外からも分かるくらいだった。
それが意外なことに外に飛び火しアニメを見ない大学生が「エヴァエヴァ」言い出して違和感を覚えたのが25年前。それからいつの間にか大学生がアニメを見るのは当たり前になり、社会人になっても見続けて、アニメ文化が一般化していき、また同時にコスプレなども当たり前になっていった。
そして、日本人の男女の未婚率はあがり、恋愛経験のない20代もどんどん増えていったのが2000年以降の流れ。
そんな25年間で、自分はエヴァとガンダムと甲殻機動隊とジブリ以外はすっかりとアニメから足を洗いってしまいました。
序、破と来て、Qはつまらなく30分で寝てしまい12年経って話もほとんど忘れて、
全く見る気持ちもなく、事前の期待していなかったが意外と評価が高いので見に来てしまった。
とりあえず、Qを知らないでも楽しめることはできた。
ただ、エヴァTV版、旧劇、新劇、いずれも全く見ていないならかなり辛い作品ではある。
だから☆4
庵野監督とスタッフはこの作品でエヴァ以降の25年のヲタク文化を総括して
「いつまでも子どもでいるな、働いて、自立した異性と出会い、結婚して、日常を生きろ」
と投げかけた。
それも旧劇みたいな投げ出す形ではなく相手を受け止めて理解しながら。
二次元萌え、セカイ系、東日本大震災、IT化社会などの25年間の社会の変化を受け止めて
そしてこうだよと提示した。
もうエヴァ制作陣は子どもじゃない、大人になったんだとしみじみと感じました。
そして自分も大人になったことを実感した。
ですが、もし、大人になりきれず恋愛もできないまま40を超えていたら
ラストは相当に堪えただろうけど。
感想は誰のものでもなく
熱量の高さに圧倒された
終盤の雰囲気に心打たれる
新しくも、最後のエヴァ
【現代アート】考えずに感じる芸術
エヴァンゲリオンに落とし前を付けた!
※一応、微ネタバレ注意。
「さよなら、全てのエヴァンゲリオン。」
自分も解放されたかのように観た後は爽快な気持ちです。
2007年から続くヱヴァンゲリヲン新劇場版シリーズの完結編にして、26年間続くエヴァンゲリオンシリーズの最後にあたる作品。
自分はエヴァ新劇場版を観た事が切っ掛けで深夜アニメを積極的に観るようになり、問題のエヴァQは内容が受け入れられず酷評しました。
もちろん庵野さんの心境を理解はしてますが、それでも心の奥底でQを作った彼を許す事が出来ませんでした。
ですが、今作を観たことによってようやく庵野秀明を許す事が出来た気がしてます。
非常にスッキリしています。
今作は何を言ってもネタバレとなってしまうので長文のレビューにせず詳しいことも語りません。
強いて言うなら、冒頭に書いた本作のキャッチコピーの通り、エヴァンゲリオンにさよならするための物語であると同時に、これまでの新劇場版の集大成です。
非常に乱暴で強引な言い方をさせていただくと、エヴァンゲリオン版アベンジャーズ/エンドゲーム。
そして、今までのエヴァンゲリオンに「落とし前」を付ける内容となっています。
コメント欄の方にネタバレを含めた詳しい内容を話しますが、難解な用語や複雑で壮大なエヴァンゲリオンの内容を纏めるにはやはりそう容易い事ではなく、155分という長尺でもだいぶ駆け足でまとめようとしていました。
なので物足りなかったりする部分も正直ありましたが、これだけ複雑なエヴァの内容を自分の満足する形で描ききれていたと思います。
ちなみに、自分が最も期待にしていた迫力ある映像は今作でも健在でした。
冒頭の戦闘シーンもそうですし、全体的にQと比べてもだいぶ観やすくなっていました。
あと、一言。
本作のあの結末で本当に良かったです。
もしも逆の結末であったら、今度こそ本当に自分は庵野さんを一生許せなくなっていたと思います。
監督の庵野秀明さん、本当にお疲れ様でした。
そして、エヴァご卒業おめでとうございます。
おめでとう👏
もちろん良かったが、旧劇場版も捨てがたい
エヴァファンのための完結作品
アニメ版・旧劇場版・新劇場版とエヴァンゲリオンを観てきた私にとってはとても面白い作品でした。
ただし、これまでのエヴァの背景を知らないと意味不明なので、1本の映画としては採点4点にしました。
「これまでのエヴァの背景を知らないと意味不明」と書きましたが、正確には背景を知っていると内容を理解できるわけでなく、「これまでエヴァを長く観てきていると意味不明なシーンに耐性がついている」と言った方が正しいかもしれません。
アニメ版からエヴァを観てきた人にとっては、”Q”からのミサトさんの見た目は違和感がありますが、本作品の終盤シーンで見慣れたミサトさんの髪型になりました。これはファンにとっては嬉しいシーンであったと思いますが、このように監督がファンサービスをするあたり、本当にエヴァンゲリオンが完結するんだなぁと感じました。
EVAよ、永遠に・・・
待ちに待ったシリーズ完結編。エヴァンゲリオンの世界観を存分に堪能しました。いざ終劇となると心寂しさで胸が一杯になりました。エヴァンゲリオンの最大の魅力はなんと言ってもキャラクターの描き方が素晴らしく突出していると感じます。
ありがとう、すべてのエヴァンゲリオン。
2021-37
終わり
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