シン・エヴァンゲリオン劇場版のレビュー・感想・評価
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ネタバレほんの少しだけ含む。
私的には伏線も全て回収して、破からQへの説明もわかりやすく、大人だった人達は歳をとって背負うものが変わり、子供だった人達は大人になって何かを背負ったんだなと感じた。最後も納得の終わり方でした。
25年前のTVシリーズから漫画、外伝など全て見ましたけど、この終わり方が1番です。
各キャラの幸せを願いたい。
それにしてもケンスケはうらやましい。
長期作品だから成せた熱いメッセージ
エヴァの呪縛から解き放たれる。
大人になったシンジくん。
エヴァンゲリオンは、「多くの理不尽、葛藤を経験することによって大人になっていく。大人になるとは」を作品の主題にしているのだと思う。その問いの答えである本作。まごうことない傑作だった。
入場者特典にアスカのカードを配っておきながら、待ち構えていたまさかのラスト
壮大な物語に決着をつけ、同時にキャラクターのみならずオタクや自分自身をもエヴァの呪縛から解き放つという荒業をやってのけた庵野監督。
観賞後は切ない気持ちになるが、今目の前にある世界から目をそらさず、真っ直ぐ向き合っていこうという意志が強固になった。昔から好きなアニメや漫画は愛しい。主人公に自分を重ねてしまうこともあるだろう。しかし、人生の主役は自分自身であり、物語を紡いでいくためには自分が大人になるしかないのだ。
さらば、全てのエヴァンゲリオン。
さようなら全てのエヴァンゲリオン
奇しくも初めてのエヴァンゲリオンが14歳の時でした。
新劇場版は旧作で処理できなかった部分の焼き増しとも別ベクトルとも云われています。
中二病全会だった当時、レイ派、アスカ派で揉め、使徒について調べたく旧約聖書まで手を出していたあの頃を思い出しながら、時が動きだしたような、過去を認めつつ今があるような感覚に陥りました。
ネタバレを極力さけるとして、本作は、過去の反省からか、終盤少し説明口調にせざるを得ない場面であったり、旧作の劇場版の再来をよぎることもあり賛否両論生じる可能性があるでしょう。
それは新世紀エヴァンゲリオンを半世紀にわたって広げてきた風呂敷の代償かもしれません。
子供のころ、エヴァってどんな話?と知らない人から聞かれて『碇一家のそれぞれの想いで世界が変わっていく話』と要約していた気がします。
少し話がそれますが、エヴァと共に主題歌に携わっている宇多田ヒカルが好きです。ライブに行った時、神様っているんだな。と。思わず人が人を崇拝する気持ちになったものです。
今回の映画を見て、想いの強い人の如何によって世界が変わることもあるんだなーと。
自分も大人になったなーと。それでもこの映画面白いわーと。
シンジ君の時が動き出し、我々が好きだった(好きな)エヴァンゲリオンも完結する。
好きだったキャラも動き出し、いい意味で固定概念も崩される。
さようなら全てのエヴァンゲリオン
庵野監督始め本作品に携われた全ての関係者に感謝をこめて
ありがとう
堂々のエヴァ完結
さらば、全てのエヴァンゲリオン。
ある日父がDVDを借りてきた
そのDVDの名は「ヱヴァンゲリオン新劇場版:序」
それを家族全員で見る事になったのだが、当時中学2年生だった私はものの見事にその世界観にどハマリした
そこからは全てのメディアを漁り、あらゆるものを鑑賞し、遊び尽くした
エヴァンゲリオンを通じて多くの人たちと知り合えた
まさしくそれらは私の青春であった
泥臭く汚れていて、それでいて純粋で美しく儚い何か
今回の作品はそれら全てに決着をつけてくれた
旧劇をセルフオマージュしたシーン、漫画版でのマリ外伝の回収、それぞれのキャラクターの行く先、碇シンジという我々視聴者そして庵野監督の分身の旅立ち
私は今では大人になっていた。いや、なってしまった。だがどこかでまだ大人になりきれず甘えている自分がいる事も大いに自覚していた
そんな矛盾を断ち切ってくれて「ありがとう」
そして全てのエヴァンゲリオンよ「さようなら」
令和エヴァンゲリオン???!!!(笑)(笑)
なんかいい感じで。(笑)
昭和のアニメと平成のアニメとそして、完結??なのかどうなのか。(笑)(笑)
テンポは速めで、もっと早くてもよかったけれど。
過去のと比べると。(笑)
2000年代のある種の、時代を通じて、このアニメ。(笑)(笑)
よくわからない??理屈っぽさと、そのほかもろもろと。(笑)(笑)
ギャグがなくて、そこそこ真面目なのが、逆に馬鹿馬鹿しいのかどうなのか。(笑)(笑)
ある種の、苦笑いアニメというか。(笑)
最後のところの自省に苦笑いで。(笑)(笑)
まあ、なんか氷河期的な苦笑いでした。(笑)(笑)
シンジの魂は立ち上がった!
この映画の世界観を全く知ることなく観ました。タイトルから想像する救いのイメージしか持っておりませんでした。途中までは一生懸命ストーリーの流れを追いかけていましたが、ラストの場面で本当に救われた気がしました。そうです、この映画は壮大な人類の苦しみの救いが、どこにあるかを指し示しているのでしょうか?シンジは苦悩の底から、やがてポジティブな生き方を勝ち取るのです。この映画は、家族の間にある愛憎、友達との友情、異性との関わりなどをベースに、凄まじい戦いまで描いた秀逸な作品といえます。父は魂の浄化を企みますが、魂は死ぬことも変化することもありません。常に生き続けます。それがこの映画のテーマの救いなのでしょう。劇中に挟まるメッセージ性のある言霊は、時には肺腑を抉るような鋭さがありました。そして、見方を変えてみると、優れた青春映画の一つなのかもしれません。リスペクトしつつ感謝の気持ちで今は一杯です。
25年追う者として満足
面白い面白くないよりも満足感が凄い。
カップリングとか色々言われるだろう感じではあるけど、それぞれの立場を考えたら納得の関係性。
シンジとマリはあぶれた者同士というか、全てを俯瞰して知ってしまった者同士なので、うまくいく関係性だと思った。1番大人だし、シンジを救う役としては最適。アスカでもレイでも、孤立してしまっても、シンジは自立せず救われないので、マリとくっつくのが1番幸せになれる展開だと思った。むしろそのために追加されたキャラだな、と納得。
ケンスケとアスカはケンスケがメンタル大人過ぎるので、恋人というよりは親子関係という感じに思えたけど、解釈違いではくっつくと思う人がいても否定しない。アスカが幸せになるのは確実なので、アスカの幸せを願うのであれば、納得すべきである。1番アスカがアスカとしていられる場所に帰れたのだから。
レイは話的にシンジとくっついてはならないので、誰ともくっつかないけど、あえて関係性持たせるならカヲルくんなのは超妥当だった。最後のカット的にカップリング感はあるけど、くっつける必然性が無いので、ただの友達だと思う。
ゲンドウとユイはもはやギャグなので、そういうものとして見守った。
テレビ、旧劇、新劇と観てきて良かった。
終わるのは寂しいけども、自立の物語であったので、前に進みましょう。
4DXと、貧乏ゆすりと、ネタバレと。
まず本編とは関係無いが、田舎の市内唯一の映画館、久しぶりの大賑わいでした。売店が列をなすのも、平日ではすごく久しぶりに見ました。エヴァ効果、凄い。
そしてこれも本編と関係ないが、今回初めて4DXで鑑賞。シートが4席1列、これが選んだ席が大ハズレ。ひとつ飛ばして座っていた男性が終始貧乏ゆすり…足置くところとか、すごくダイレクトに伝わってきて、シートが動いていなくても常に4DX状態。あんまり周りの音とか気にしないズボラな私でも終始気になるレベル。貧乏ゆすりって自覚ないんでしょうけど、常にやっちゃう人は4DX向いてないと思いました。
以下、ネタバレあり、そしてほぼ自分の日記
10代で友人に何の気なしについて行って初めて見た序。鑑賞後、数日立ち直れないくらい心がえぐられたのを今でも覚えています。懲りずに見た破も同じく。というか序よりも更に。
そしてQ、母親になりまだ間もなく、映画館に見に行くことが不可能で、もうこのまま自分の中で終わらせちゃえとしばらく見ないままでいたんですが、アマプラで序から配信され、ついついQまで一気見。
10代の頃と、見方もガラッと変わったが、見たあと数日モヤモヤやどよーんとした気分が続くのは変わらず。
そして今回の作品。月曜初日は有難く、子どもを学校に送り出しての鑑賞。
初めて、エヴァを観てすっきりした気分で終わることが出来ました。スッキリしすぎて、本当にエヴァ見た??と思うほど(笑)
ただ、スッキリといっても、最後のあのカップリングは…。アスカの詳細がわかり、相田をケンケンと呼んでたあたりから、そんな予感はしました。しましたけど…ハマったきっかけがアスカだった身としては、なんだかなぁ…。
個人的には、委員長のひとことひとことに感銘受け、そしてミサトの息子へのつぶやきで涙腺崩壊。ああ、これ10代の時ならこんなふうに思わないんだろうなと、余計なこと考えてしまった。現に鑑賞後退店の際のエスカレーターで、若い子たちの感想を言い合う声を聞いていましたが、やっぱり着眼点が違うんですよね。私自身はじめて10代でエヴァを見た頃なら、同じ感想を言ったんだろうなと思いました。
それだけの時を経て完結した今作。
エンドロール後の右下の2文字、あぁ、終わったんだなと、もっと眺めていたかった。
自分の中で再確認と答え合わせをしたい箇所がまだいくつかあるので、あと数回は見る予定。前作までと違って、すぐにもう1回見なくちゃと思える、ほんと不思議なくらいのスッキリ感。やっぱりここだけはエヴァっぽくない気が…悪い意味では無いですが。
全てを受け止めてくれた、庵野監督への感謝。
超!ネタバレです!
アニメからのファンです。
関連書籍や考察動画は、ほぼ見ています。
旧劇の救いのない世界が好きで、
序破Qの演出先行には違和感がある、
製作者視点では、過去を引きずる面倒な視聴者だと思います。
それでも、庵野監督は、そんな視聴者すら見捨てなかった。
天才演出家(「俺の脳内を表現する」)が、天才監督(「みんなの理想を表現する」)に進化して生まれた作品だと思います。
驚きの展開や斬新な構成を徹底しながら、
アニメ旧劇コミックの回収をして、
新劇四部作としてしっかり成立させる。
誰もが気になっていたゲンドウの脳内を明らかにし、
彼なりのケジメも付けさせる。
絵コンテ風の演出や実写ミックスで、
うまく観客の不安を煽って変化をつける。
脳みそ回収でゾッとさせ、
一方で綾波のネコでキュンキュンさせる。
エヴァ全機も出現させきって、何も余白を残さない。
最終シーンのチープさやマリエンドという選択も、
これはこれで後を引かなくていいのかなと思いました。
「ここで終わらせてやる」という強烈な意思がないと、ここまで全てを詰め込む作品にならなかったと思います。同時に、自らのライフワークに自ら終止符を打つ残虐さも感じました。
庵野監督自身がゲンドウと重なって見えました。
自分の中で、しっかり終わらせることができそうです。
本当にありがとうございます。
うーん、、、
テレビシリーズも旧作も観たけどやっぱエヴァって難しい、終わり方としてはコミック版に近い印象を受けました
ラストでアスカやブンダーの乗組員は元の世界へ、綾波とシンジ&マリはそれぞれシンジくん?が作った別のエヴァが存在しない世界へ、それを可能にさせたのはマイナス宇宙内にあった謎の建造物、、だよね?
沢山の人が落下している描写はエヴァがいない世界=ファーストインパクトが起こっていないって事でエヴァが誕生することのなかった崩壊していない世界へと変わっていってるって意味なんだと思う、、、多分
誰かいろいろと解説して下さい(笑)
正直理解できないことが多かったけど
全然モヤモヤは無い、むしろ満足しちゃってます。
自信を持って言えることは大人アスカが可愛かった事とミサトさんがバチくそにイカしてたことだけですw
エヴァっぽくて、これはこれで
長らく待たされたからとか、そういうもあるのでしょうが、映画として「やっぱ、すごいな」と思わせたくれたからです。映像の構図や表現が面白く美しい。とても編集が上手い。役者が上手い。脚本で変化をつけたり、映像で変化をつけたり、音楽、音で変化をつけてくれたり。とにかく飽きさせてくれなかった。映画鑑賞において近年一番集中して観た気がします。
内容は、❝ま、ま、色々思う所❞は凄くあります。物語の締めの方向性はそんなに思っていたものとかけ離れていなかったので特に驚きもありませんでしたが、それでもこの大惨事?はないよなと思いました。話の締め方とかとは別に「え、マジ!!」っとも思っています。
賛否というか、「解らん、解る」というか「納得できる、できない」が凄く分かれる映画だと思います。シアター出てすぐに高校生位の男の子が「全然わからんかった」と何度も友人に言ってました。凄くわかる気がします。「air/まごころを君に」を観た時の自分と重なる感じがしました。エレベーターで一緒になった二十歳くらいの女の子は「前の観てみよう思う」って友人と話してました。色んな意味で琴線に触れる作品なのだろうと思います。
この作品を理解できるとは思ってませんし、する気もないですが、表現したかったモノは解った気がします。これはこれで全然ありと私は思いました。まあこれがエヴァだと思いますし。
❝破❞を観た時にシンジ君が少年でなく青年、男の子になったなと思い、この作品の途中でまた一つ階段を上ったんだなと思いました。
物語として私はこのお話は好きです。面白いと思います。もう少したらまた観にいくでしょう。IMAXで観たいです。
制作スタッフの方々に細やかさに脱帽です。
声が変わらない声優陣を筆頭にアクターの演技力に脱帽です。
特に私は「マリ」推しなので、坂本真綾さんグッジョブでした。マリのセリフ回しや歌をを聴くと、日本人で得したなと、いつも思います。
それとサクラの大阪弁は素敵です。
この映画は制作サイドと同じネイティブである事の幸せを感じられる映画の代表作ではないかと思っています。
このスーパーコンテンツはどうなって行くのだろ言うと思います。本当にこれで終わりなんでしょうか?最近ちょっと思うのは、fateの様なルート別作品みたいな、「世界線違い」作品にしてくれたらと思っていたりもします。(まず不可能とは思っていますが...)
庵野監督がまた作りたくなったら作ってくれたら嬉しいかなとも思います。
全1015件中、961~980件目を表示