「屁理屈、ご都合主義、楽屋落ち、トラウマ。」シン・エヴァンゲリオン劇場版 少女の埴輪さんの映画レビュー(感想・評価)
屁理屈、ご都合主義、楽屋落ち、トラウマ。
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何度か観るうちに、段々と違和感を感じてきた。
●「何とかの槍」と繰り返されても、「家は仏教だから」と新興宗教の勧誘を断る感覚。
今どきのエヴァファンには、糞みそに叩かれるだろうが、TV版から観てきた者には、
こんな屁理屈はいらない。「分かってないな」と言われて結構。
ひたすらユイに会いたかった、という感情には共感できるが・・・。
●ヴンダーの各種スイッチは、予め想定されていたの?
そうでなければ短期間に、よく準備できたと感心。都合良すぎない?
そもそも「ヴンダー」は「ブッタ(仏陀」」だと思っていたよ。
キリスト教に対抗する、精神世界の象徴だとね・・・。
●撮影現場、コンテ・・・。各種の楽屋落ちは情けない。
「銀魂」のビデオを思い出した。庵野君、こういうのは止めてくれよ。
(最後の最後は、良かったのに残念。)
●不勉強で、良く知らないのだが、庵野君には、「首無し」のトラウマがあるの?
気持ち悪い。
皮肉ではないが、庵野君。好きなように最後の二作を作れてよかったね。
私としては、序、破の世界を継承した最後が観たかった。
アスカが戦艦(?)を踏みつけたり、戦車部隊が砲撃するようなワクワク感。
哲学アニメが観たかったのじゃない。(初期の頃の後半もカウンセリングアニメだったな。)
子供の感想?O.K.!読みが甘いのなら、いくらでも謝る。
結局、「いままでのエヴァンゲリオン」と冒頭部分が、一番良かった。
次は、「第三村」の描写。
最初に観た時は、感動したが、複数回観たら、ぬるいビールを飲んでいる感覚。
多分、庵野君が描きたかっただろう後半部分にはついていけない。
庵野君。結局、君自身がゲンゾーなんじゃないかな。
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