「寒い。」ウォーキング with ダイナソー ナナ映画さんの映画レビュー(感想・評価)
寒い。
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恐竜の世界観を3Dで感じたくて鑑賞。しかしこれといった迫力もなく、でてくる恐竜の種類も少ない。しかも主人公となる恐竜そのものに魅力を感じられず、人を惹きつける部分が感じられないのだ。
ストーリーは「ベイブ」などのように、弱虫で気弱な主人公がやがて、強くなっていく単純なもの。でも「頑張れ!」という気にならないのはやはり、パキリノサウルスという見た目にも愛らしくない風貌に原因があるのかも。
またストーリーテラーとなるパッチの相棒アレックスが、とにかくうっとうしい。アレックスの視点から眺める映像は3Dを味わうには十分。雄大で伸びやかな飛行は気持ちがよい。
それだけにアレックスが話し出したときの、耳障りさといったらない。ちょっとしたツッコミもボケも、好きな人には好きなアメリカンジョーク的。逆に嫌いな人には鼻につく。まるでチャラいために、せっかく見所のシーンに水をかけてしまうこと数回。
音楽と多少の3Dがよかっただけ。
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