ビターコーヒーライフのレビュー・感想・評価
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ほろ苦い人生
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末期がんによる余命宣告を受けた名脇役、入川保則さんの遺作として制作された映画、また同年3.11の震災復興支援から福島県白河市の喫茶店「琲珈船」(ひこうせん)で撮影が行われたそうだ。映画では店名はタイトルと同じ「ビターコーヒーライフ」、物語同様、ほろ苦い人生ってことでしょう。
殺人犯の娘を刑事が引き取るドラマは、何か観た記憶があるので珍しくはないが、刑事には実の娘や孫迄いるのだから優先順位がちょっと疑問。
最後は実の父と再会、ただハッピーエンドと言えないのは育ての父が癌で死んでしまう悲劇だから。主人公と同じ末期がんの入川さん、離婚歴3回で娘2人、息子3人いたそうだが晩年はアパートで独り暮らしだったそうだから、複雑な心境の役どころだったでしょう、ご冥福をお祈りいたします。
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