「贖い」臨場 劇場版 しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
贖い
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"日曜洋画劇場特別企画" で4回目の鑑賞。
原作は読了済み。
テレビシリーズはつまみ食い程度に視聴済み。
通り魔事件で狂わされたそれぞれの人生。怒りの矛先を向けるべき犯人は刑法第三十九条に守られている。残虐な罪を犯しながら、犯人は何故裁かれないのか。法は、誰のためにあるのか。
その事件の犯人を無罪に導いた弁護士と精神鑑定人の連続殺人事件を契機に、人間模様が交錯し、胸の内に秘めていた想いが溢れ、ついに暴発していく様が悲しくて、とても考えさせられた。
独自の視点で真相に迫る倉石に病魔の影が。蝕まれる体に鞭打って事件関係者の心を救わんと奔走する姿に胸を打たれた。根こそぎ拾うと云う倉石の信念が炙り出した驚愕の真実と、その先に待っていたやるせない結末に、心揺さぶられた。
[鑑賞記録]
2017/01/15:日曜洋画劇場特別企画
2020/01/26:日曜プライム
2025/11/23:DVD
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