劇場公開日 2012年7月21日

「現実感と非現実感のバランス」おおかみこどもの雨と雪 としぱぱさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0現実感と非現実感のバランス

2013年12月23日
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鑑賞方法:TV地上波

悲しい

知的

何とも、後味が微妙な作品なんだろう。
皆さんの評価が二分化されているのもわかるなあ。非現実的なファンタジーとしてみても、面白いし、子供にも見せられる。現実感を求めて、実話としてみると設定のディテールが少し甘いし、生活って悲壮感がやっぱり甘いなって感じてしまう。だからバランスなんではないでしょうか。アニメーションって(特にジブリ作品は)どちらかに徹底されていたのでないでしょうか。だから、見る人は明確であり、、みたくない人は避ければ良かった。そういう意味では、この作品、評価に困る。キャラも可愛いし、ファタジーとも言えるが、ストーリーは微妙、突っ込み所満載です。言いづらいんだが、まあまあとしか言えない。ファンタジーに癒される年でもないし。かといって全面的に否定するほど、ひねくれ者でないし。なんか、レビューし辛い作品でした。

としぱぱ
近大さんのコメント
2013年12月24日

またまたこんにちは♪

劇場で見ました。
僕は文句なしの満点!
ファンタスティックでロマンチックでハートフル。
特に花の強い愛情に素直に感動しました。

確かに賛否あるのは否定しません。公開時からそうでしたから。
しかし、ジブリでもなくTVアニメの劇場版でもなく、オリジナルのアニメーションでこれほどの良作を手掛け、ヒットさせたのは評価されていいと思ってます!

近大