劇場公開日 2012年7月21日

「親と子の成長をじっくり追った作品」おおかみこどもの雨と雪 shikahikoさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0親と子の成長をじっくり追った作品

2012年9月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

設定はかなり奇天烈だけれど、「母と子」という普遍的なテーマを基本に据え、花と雨、雪の3人が13年かけて、親として、子として、共に育ちあいながら成長して行く姿をじっくりと追った作品で好感が持てました。
ただ、雨があいう生き方を選んで、花が村人たちに何と説明したのかな???ってなことはまぁ、どうでも良いか(^^;

中学生の恋愛を描いた『時をかける少女』。結婚を前提にした家族関係が底流の『サマーウォーズ』に続く作品と位置づけられ、これで3部作の完成とういうところでしょうか。

しかし、一見気難しそうな近所の農家の韮崎オヤジを声を演ずる菅原文太兄ぃが、とってもイイ味出してましたね~。

shikahiko