「母は強し?そうあって欲しい「子供視点」での理想の母」おおかみこどもの雨と雪 yoshikoさんの映画レビュー(感想・評価)
母は強し?そうあって欲しい「子供視点」での理想の母
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語り手は母の「花」ではなくて、
母から物語を聞いた、おおかみこどもの「雪」であることが
大きなポイントだと思う。
最初に観た時、なんだかわけのわからない「もやっと」感がして
素直に物語に入り込めなかった。
花があまりにも、男の人が考えがちな「理想の母親(女性)像」じゃない??と。
どんなにつらくてもいつも笑顔で、健気で。
文句も言わず、愚痴も言わず、無邪気に明るく振る舞って欲しいんだよねーと
穿った見方をしてしまっていた。
でもそれは、子供の頃に抱いていた
「こうあってほしい親の姿」だなあ、と気付いたのだ。
なんだか物語全体が美化されてんなー、
あんだけ疲れてたら愚痴もため息も出るよ普通…と思ったが、
語り手の「雨」ちゃんには、そういったことは
まだ思い至らないんだろうなと。
それでも正直、いったいどこが泣けるのかさっぱり
わからなかった。
親になったら分かるのかもしれない。
子離れのシーンも
「まだあなたに何もしてあげてない」の台詞は
もう子供はそんなこと求めてないよと
なんだか冷めてしまった・・・。
親が子を想う気持ちと、子が親を思う気持ちは
全然違うということでしょう。
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heso&momoさんのコメント
2012年8月22日
親が子を想う気持ちと、子が親を思う気持ちは全然違うということでしょう。
>>あなたが親になればわかりますよ。だけど、今は子供だからわからなくてもいいのでしょうか?全部理解できなくても、親のやること全てが子供への愛情から出てくるものだということぐらいは常に感じるべきなのではないでしょうか。
余計なことを申しますが。