劇場公開日 2012年7月21日

「【子供を育てる大変さと、楽しさ。親離れしていく姿を”おおかみこども”という魅力的な設定で描いた素晴らしき作品】」おおかみこどもの雨と雪 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5【子供を育てる大変さと、楽しさ。親離れしていく姿を”おおかみこども”という魅力的な設定で描いた素晴らしき作品】

2019年12月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

 花と”彼”が花の通う大学で出会い、徐々に惹かれていくシーンから物語は始まる。

 花が”彼”の本来の姿(ニホンオオカミの末裔で、オオカミとヒトが混ざり合い、その血を受け継ぐ最後の存在)に気付いても、”彼”をひたすらに愛し、二人の子供、”雪”と”雨”を授かる。

 が、ある日、”彼”が突然亡くなってしまい、3人は山奥にある地区100年の古民家で暮らし始める。

 貧乏だが、楽しい3人の暮し。韮崎を始めとする里の人々も花に畑の指導をしたり、様々な支援をする。

 段々、成長していく快活な女の子”雪”と内気な男の子”雨”

 中でも”雨”は徐々に精悍な少年になり、学校に行くより自然の中で過ごすことを好むようになり・・。

<鑑賞中、幼かった子供たちが日々、成長していく姿が、”雪”と”雨”の姿とダブって見えてしまい、懐かしくも嬉しい気持ちと少し寂しい気持ちが綯い交ぜになった思い出深い作品。>

<2012年8月16日 劇場にて鑑賞>

NOBU
kossyさんのコメント
2021年5月9日

NOBUさん、いつもコメントいただきありがとうございます。
細田守、新海誠と、今ではアニメ二大巨頭となっていますよね~
誰に対するメッセージだとか、映画製作に対する動機は違うものの、いつも楽しみにしています。
映画レビュー1万本を達成できたら隠居しようと思ってますけど(いつになるやら)、それまでお付き合いのほどよろしくお願いいたします!

kossy