「序盤は胸糞悪いと思った・・・」おおかみこどもの雨と雪 ゲストさんの映画レビュー(感想・評価)
序盤は胸糞悪いと思った・・・
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序盤
人間兼オオカミに恋におちて、子供つくって・・・って時点で、「オイ何で将来絶対困ることが分かってるのにオオカミ子供なんて作るんだよ意味わかんねぇ・・・」ってムカムカしました。正直避妊しろや、なんなんこの成り行き勝負な女と男。むかつくわぁ・・・しかも2人も作りやがってって思いました。(こんな感情移入してるの私だけなのかもしれないけどモヤモヤしてここに吐き出してます。笑)
愛しい人の子供が欲しいって気持ちはまぁわかる。でもレベルが違うだろ・・・人としてもオオカミとしても最初から普通に生きることのできないような、人生のどこかでどちらかの人生を選ばなければならず、何かを隠しながら生きるor誰かを悲しませる、というジャッジをくだすことになる・・・。あぁもうこの時点で胸糞悪い。悲しいというよりも・・・でした。
でもこれは作り話。この物語を通じて、マイノリティの人間へのマジョリティ側からの冷たい視線で悲しくなったり、逆に人間って暖かいなぁ~(菅原文太さんいいなぁ~)なんて思ったりして気持ちが揺さぶられたのなら、映画としては成功?なのかな。
最後は2人の子供は別々の道を歩むわけで、
オオカミになった方とは永遠の別れなわけで、
そこで切なくなるわけで。
総じていうと、切ない映画でした。誰もどうにもできない、どんな道を選んでも皆幸せになればいいな。と締めくくります。あーすっきりした。笑
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