LOFT 完全なる嘘(トリック)のレビュー・感想・評価
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ストーリーが面白い作品。ベルギーのオリジナルを覚えてなかったが、多分忠実に再現しているのだと思われる。
ロフトの提案者で建築家のマティウスを中心に展開。警察での尋問シーンと現在と過去をごちゃ混ぜにした時系列無視感のある流れではあるが、それが見事にかみ合っている。しかし、TVドラマ風のエロティックサスペンスといった感じで、映像的には面白みがなかった。
5人の男が集まったときには死体だったサラという女。実はマティウスの愛人だったわけだが、彼がロフトから自宅へと帰るときには生きていた。仲間の中のエンジニア・ロブがインポテンツであり、仲間の情事を全て盗撮していたことから、マティウス以外を集め、自殺していたサラをどうするか相談するにいたったのだ。盗撮DVDから、精神科医バートの愛人、セールスマン・ウィレムの妻、そして新婚の実業家トムの妹とそれぞれ関係があったと暴露されたのだ。そこで男たちの復讐としてマティウスを殺人犯に仕立て上げるというストーリー。
しかし、実際にサラを自殺に見せかけたのはロブ。そして、まだ息のあったサラの手首を切ったのはトムだったという事実が発覚。冒頭の飛び降り自殺は誰だったんだ?という疑問を持ちながら、それがロブだったとわかるエンディング。浮気はいけないよ!という作品だ。
ゲスの極み〇〇
ゲスの極み達による、ゲスの極みへの制裁
お前らのやってることと、彼のやってることの違いはなんだよ!って感じで、まるで共感できないが、そういう話なので仕方がない。
ラストの予想はできなかったので、結構楽しかったが、なんか嫌な気分にしかならないので、見なくても良かったかも。
ラストの展開も、ものすごく後味が悪い。
死んでると思ってたら、死んでなかったって!誤って殺してしまった!とか。
これは酷い。鬱になるどころのレベルじゃない。
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