「空中浮遊」ザ・チャイルド 悪魔の起源 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
空中浮遊
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一軒家に住むのは“牧師(preacher)”と呼ばれるコール(ドラゴ)という爺さんと、ウクライナ出身の色っぽい若妻ヘレン(コールマン)。子供のうめき声が聞こえる不気味な納屋や、ティムを誘惑する魅力的なヘレン。朝になれば配達人がやってくるので、その車で修理工場まで行くことになったが、一晩過ごすのも怖くなってくる夫妻。幻覚なのか現実なのかもわからなくなってくるが、夜中に警官がやってきて、納屋に監禁されていた子供の超能力によって空中に飛ばされる・・・まるで『フォーガットン』のように(笑)。
一体何が怖いのか?少ない登場人物の感情線も行ったり来たりであり、謎めいた牧師とヘレンがそれぞれ夫妻に伝える不気味なこともどちらが本当かわからない。まぁ、現実と幻覚が交錯していて、子どもの中に巣食う悪魔というものだけが真実だったような・・・結局は、ティムがあっさり交通事故で死亡することになり、アリーの中の胎児を悪魔が欲していたことがわかるエンディング。
ちなみにオープニングの1973年の映像は、若きコールがベトナム戦争で子供を殺したために呪われるといった内容だ。
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